説明なく逃げた中居正広

 一方で思い出されるのが、中居正広のコメントだ。

《中居なんて、最初“問題は解決済”みたいな顔でシレっとしてたからな》

《タカさん見てると、中居の酷さがよくわかる》

 と、あらためて“初動のひどさ”を指摘されている。

 中居は「2024年末に女性との深刻なトラブルがあった」と報じられた後、1月9日に声明を発表。そこには、《これまで先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました》《トラブルがあったことは事実です。そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実》と、自身の正当性をアピールする文言が並んでいた。

中居正広と“男性タレント”による女子アナとの“ホテル飲み会”が開かれたとされている『グランドハイアット東京』のスイートルーム。松本人志の性加害疑惑の際にも取り沙汰された(ホテルの公式サイトより)
中居正広と“男性タレント”による女子アナとの“ホテル飲み会”が開かれたとされている『グランドハイアット東京』のスイートルーム。松本人志の性加害疑惑の際にも取り沙汰された(ホテルの公式サイトより)
【写真】キングサイズのベッドにガラス張りの風呂、中居も参加した女性アナ献上飲み会の現場

 その上で《示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》と、芸能活動の継続を宣言していたのだが……。

「1月23日には突然の引退宣言。しかも詳細な説明は無く、《今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。全責任は私個人にあります》というのみでした。これでは“報道されている以上にやましいことがあるのか?”などと憶測が飛び交うのも無理はありません」(ワイドショースタッフ)

 引退発表を迎えてようやく中居も《相手さまに対しても心より謝罪申し上げます》と謝ったものの、ファンへ《一度でも、会いたかった 会えなかった 会わなきゃだめだった こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…》と謎のポエムのようなコメントを残したことも、批判の的になった。

 何の説明もなく、逃げるようにして芸能界から去った中居。がん闘病の中、非を認めて謝罪をした石橋。どちらにしても両者の過ちは被害者がいる以上、消えない。