「もう25年くらいになりますね。ディナーショーは、自分にとって、ひとつのよりどころという感じでもあります」

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’14年には、ものまねタレントとして芸術文化の振興に貢献したとして文化庁長官表彰を受賞。現在のレパートリーは300種類以上

 今年で芸能活動35周年を迎えた、ものまね四天王のひとりであるコロッケ。精力的にディナーショーを開いている。

「お客さまの半分がリピーターなので、僕も顔を覚えてくるし、話をしたりすると“子どもが生まれて連れてきました”“孫と来ました”って方がいたり。いろんな思いが交錯する場所であるディナーショーも長くやれるように、頑張らなきゃいけないですね」

 ただ、そんなベテランのコロッケでも、プレッシャーはあるのだとか。

「大阪の都ホテルでは25年くらい、ずっと呼んでもらってやらせていただいているので、期待に応えないと、というのと、満席だと400席くらいなので、後ろの席からも見えないといけないから、初めて客席の近くにセカンドステージを作ったときのことは心に残っています。ステージが大きくなると特にプレッシャーを感じるし、試行錯誤しながらやってますね」

 今年のショーは、どんな内容に?

「みなさんが今見たい流行りモノ、もともと見たいネタっていうのを自分なりに考えています。今年は、三代目J Soul Brothersなどのダンスメドレーから始める予定で、懐かしい’70~’80年代のおなじみのものまねまで。まだ全部は決まっていませんが、ネタは毎年変えています」

 さらに、こんなことも。

「ディナーショーだから料理のメニューに、よい食材を使った高級なコロッケが出ることがあるんです。コロッケを味わってから、もうひとつのコロッケも楽しんでください、みたいな (笑い)」

 最後にファンへひと言。

「35年やってきた集大成をお見せします! とにかく楽しめるディナーショーになっています。絶対に後悔させませんので、必ず楽しんでいただけるように頑張ります」