有名人と浮名を流したり、イベントや祭りなどで多数目撃される手越祐也。とにかく明るい手越だが、少し前には悲しい出来事に見舞われていたという。手越の知人がこっそりと明かす。
「実は、彼は犬を2匹飼っているんですが、そのうちの1匹が10月中旬に亡くなったんです」
亡くなった犬の名は『ティニー』。手越が小学生のころから実家で飼っているパピヨンで、性別は女の子だ。
「“ティニーは僕のことを彼氏だと思っている”とよく言っていましたね。彼がお風呂に入るときは毎回ついてきて、パンツに手をかけておろすのを手伝ってくれるそう。俺のにおいが好きで、そのままパンツをくわえてリビングに走っていってしまうんだと、うれしそうに話していました」(前出・知人)
愛犬の話になると、ひときわ表情を輝かせていたという手越。ティニーの体調が悪いことを知ると、すぐさま実家へと駆けつけた。
「昨年の3月くらいにティニーの具合が悪くなったんですね。ちょうどそのとき彼はツアーの最中だったんですが、以前もはずせない仕事で祖父の死に目に会えなかったことがあったので、今度は後悔したくないと、リハーサルを抜けて駆けつけたそうです。そうしたらティニーも回復したそうで、その後は時間を見つけては熱心に会いに行っていました」(前出・知人)
祖父の死によって生まれた“後悔したくない”という気持ち。この思いは今年に入ってより強くなったと、前出の知人は話す。
「彼は今年の1月にお父さんを亡くしているんですね。しかも倒れた翌日に亡くなってしまったので、最後のお別れができなかったんです。そのことを悔やんでいて、ティニーには生きているうちに今までのお礼を伝えたり、愛情を示したいと言っていました」
ひとりっ子の手越にとって、家族同然の存在だったティニー。今年に入ってふたつの大切な命を亡くしたことを、本人はこんなふうに周囲に話しているという。
「いつ死ぬかわからないから、毎日悔いの残らないように生きなきゃいけないよね」