来年3月をもってKAT-TUNを脱退、ジャニーズ事務所からも退社する田口淳之介。
「反対され続けながらも長年交際してきた、小嶺麗奈との結婚もウワサされます。彼女が妊娠しているとも……。メンバーらが疑っているように、決して円満退社ではなさそう。せっかく俳優業が板についてきたころなのに残念です」(スポーツ紙記者)
来年3月には、KAT-TUNデビュー10周年を華々しく迎える大事な時期だった。それだけにメンバー、ファン、そしてジャニーズ事務所を大きく落胆させてしまった。
'10年に脱退、昨年2月に黒木メイサとの“デキちゃった婚”を機に退社した赤西仁。
'13年9月に「ルール違反行為があった」とされて退社した田中聖。両名とも以後、芸能活動を継続しているものの、テレビなどのメディアで見かけることはほとんどない。田口も芸能活動を望んでいるのなら、相応の覚悟をしなければならないだろう。
「もちろん“圧力”がかかっているわけではありませんが、各メディアが配慮して扱いを自粛してしまうのはよくあること。今回、赤西が成し遂げた快挙も、各メディアは触れずに“スルー”されたばかり」(ワイドショースタッフ)
12月5日、赤西は中国・北京のレッドカーペットに立っていた。同国の大手インターネット配信会社が主催する音楽大賞の授賞式、音楽イベントに出席するためだった。
地元中国の人気歌手や韓国の『少女時代』など、アジアを代表するアーティストらが顔をそろえた同イベント。その中で日本人唯一の受賞、しかも『アジア人気アーティスト賞』『年度音楽大賞』のダブル受賞を果たしたのだ。イベントでは大歓声の中、『Mi Amor』を披露。
「中国では赤西人気は絶大で、空港に現地ファンがお手製の垂れ幕を手に押しかけて歓迎したそうですよ。といっても、もとはジャニーズで培った人気ですが、主催者側にとってイベントを盛り上げる好材料です。たとえ“元”でも関係ない」(芸能プロ関係者)
ジャニーズファンの多い中国巨大市場は“本家”も目をつけていたが、日中関係の悪化により進出計画は停滞、主導していた宮城県仙台市のパンダ招致も凍結してしまった。だが、フリーの赤西にとって政治事情なんて関係ない。
「海外志向が強く、とくにアメリカにこだわっていましたが鳴かず飛ばず。妻子を抱える身としては、稼ぎの計算ができる中国に方向転換したというところか。田中もまた、自身のバンド『INKT』が7月にブラジルで開催された日本アニメを中心にしたイベントに出演しました」(前出・芸能プロ関係者)
国内ではどうしても露出が減る一方で、海外で自由に活動することが可能になったようだ。では田口も、赤西のように活動できるのか?
「もちろん中国でも知られていますし、中国語をマスターできればドラマ、映画出演の需要はあると思いますよ。元ジャニーズブランドを利用して、現地ファンに“爆買い”してもらう“生きる道”があるんですね」(前出・芸能プロ関係者)