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 多くの有名人が運営するファンクラブ。実際にはどんなメリットがあるのか、会費はいくらなのかは気になるところ。そこでファンクラブの実態を徹底調査した。

 世界の歌姫はファンクラブもグローバル。現在はロサンゼルスを活動拠点にしているという浜崎あゆみは、ファンクラブも世界に向けて発信できるように。

「ファンクラブのサイトには23か国語に翻訳できる機能がつきました。英語やフランス語に加え、中国語や韓国語、インドネシア語などのアジア諸国の言語にも対応しています。世界中どこからでも、あゆのライブの先行予約ができます。ただ、会報誌が送られてくるのは日本の会員だけ。海外の会員にはデジタル版の閲覧のみです」(音楽業界関係者)

 ‘10 年に活動休止してから昨年末に復活した中森明菜も、ファンクラブの会報誌は続いていた。

「年3回の会報誌は、ずっと届いていました。内容は明菜グッズの販売案内と、直筆で“元気だよ”ということが書かれたメッセージ。ただ、明菜ちゃんの様子がわかるような写真はありませんでした。昨年末の紅白出場のときも、事前にお知らせはありませんでした」(会員のひとり)

 ASKAが覚せい剤事件で逮捕され、ファンクラブを続けること自体が不可能になってしまったのが、CHAGE and ASKA。

「会員の約7割がASKAファンでした。新たにチャゲひとりのファンクラブを立ち上げましたが、以前ほどの会員数は集まらなかったようです。会報誌は印刷物だとコストがかかるので、ウェブにしたそうです」(芸能プロ関係者)