7月21日に兵役で入隊し、韓国・京畿道楊州市に部隊を構える第26機械化歩兵師団の軍楽隊に配属されている東方神起のユンホ。
9月18日、軍楽隊の公務として、楊州市の『綿繊維フェスティバル』に出演。軍楽隊メンバーとともに野外ライブを行った。
日も暮れた夜7時30分。第26師団の通称『ブルムリ(=火の群れ)』にかけた、「ブルムリ神起の登場です」という司会者の紹介で赤の軍服に身を包んだ軍楽隊がステージに登場。イベント本番でのユンホは見慣れた“パフォーマンスの帝王”だった。
1曲目の『MIROTIC』からエンジン全開で、「楽しんでいきましょうー!!」と客席を煽るユンホ。ほかのメンバーを考慮してか、振り付けの大部分は省略されていたが、それでも時折、繰り出すダンスはキレ味健在だ。
「軍隊は男になるために必要なもののようです。そのためかデビューしたころを懐かしく思い出しました」
とデビュー曲『HUG』を熱唱。『Dream』では振り付けのレクチャーをして、客席と一緒に盛り上がり、ラストの『Love in the Ice』では、情感たっぷりの歌声を響かせ、ユンホの代名詞でもある全力パフォーマンスを見せてくれた。
「みなさんと楽しむために徹夜で準備しました」
と語ったユンホ。違うメンバー、違う環境で歌うプレッシャーを感じさせず、ドームの何十分の1という地元イベントでも“東方神起ユンホ”として歌い、踊り、会場の市民たちを笑顔にしていた。
「『1日1日を特別に過ごせば人生は特別なものになる』という言葉がありますが、26師団将兵たちも、みなさんも、次にまたステキな思い出を作る約束をしましょう」
“忠誠!”と敬礼をすると、舞台を去った。