3月18日、離婚協議中だった女優の宮沢りえが、所属事務所を通じて直筆署名入りのFAXで離婚を発表した。
「'09年4月、ハワイ在住の実業家男性N氏と結婚。翌月に長女を出産しました。当初は夫婦仲も順調に見えたのですが、ハワイに拠点を置くN氏と徐々にすれ違いが増え、溝が深くなっていったんです」(ワイドショースタッフ)
一時期はハワイと日本とを行ったり来たりしていたが、その生活にも限界が訪れる。
「やはり、りえさんは家族3人で日本で生活がしたかった。女優活動も順調でしたし、ハワイに住んでいたら、仕事が制限されてしまいますから。でも、N氏はハワイからは離れたくはないという。
彼女に仕事をセーブして、家庭のことに重点を置いてほしかったんでしょう。ふたりの考えが一致することはなく、'12年に入ってからは、完全な別居状態だったといいます」(前出・ワイドショースタッフ)
こうして、結婚から3年が経過した'12年5月、FAXで弁護士を通じて離婚協議をしていることを明らかにした。
「当初は、すぐにまとまるかと思われていたのですが、N氏が“絶対に離婚したくない”と首を縦に振らなかった。“りえさんの夫”ということでハワイで仕事ができていた部分もあり、そのブランド力を失うのが怖かったんでしょう」(芸能プロ関係者)
協議は完全に平行線をたどり、その間もりえは娘との生活を大切にした。ディズニーリゾートでドレスを着せ、ミッキーたちに囲まれながら娘の誕生日を祝う姿が目撃されたりしている。 昨年ごろから、離婚に向けての状況が少しずつ変わってきたという。
「別居生活が3年以上になると、夫婦生活が破たんしているとみなされ、協議が優位に進むことがあるんです。ふたりの場合、3年はすでに経過していますから、法律的なところでも、りえさんに追い風が吹いたのでは。
1か月ほど前から離婚することは決まっていたようですね。娘さんの親権もそうですが、慰謝料や養育費の話がようやくまとまったということでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
4年にわたる離婚協議で、心身ともに疲弊していたりえ。そんな彼女の“息抜き姿”が意外なところで目撃されていた。1月初旬、東京国際フォーラムで行われた『エレファントカシマシ』のライブを、お忍び鑑賞しに来ていたのだ。
「『エレカシ』は'81年に結成されたロックバンドで、その独特な世界観で人気を集めています。有名人では大杉漣さんやオードリーの若林さん、ミスチルの桜井さんなどファンが多いんです。
この日も、りえさんは2階席の最前列でマネジャーらしき女性と見に来られていました。激しい曲のときはノリノリになって、かなりライブを楽しんでいました」(ライブに訪れたファン)
ファンの間では“七色の歌声”とも称される、ボーカル・宮本浩次の多彩な歌声に元気をもらっていたのだろう。
また、昨年末には“新恋人がすでにいるのでは?”と思わせるようなこんな一幕も。
「銀座のデパートで同い年くらいの男性と、仲よくツーショットで買い物をしていました。かなり気心が知れた関係に見えたので、“新しい旦那さん候補なのかな”と思っちゃいました」(目撃した客)
所属事務所に、離婚の件について問い合わせたところ、「FAX以上のことはお答えできません」とのことだったが、もしかすると、近いうちにうれしい報告が彼女の口から聞けるかもしれない。