元AKB48の大島優子が、ふたり芝居の『美幸–アンコンディショナルラブ–』に挑む。放送作家の鈴木おさむが、妻でお笑い芸人の大島美幸(森三中)がかつて受けたいじめ体験に着想を得た物語。
「役のモデルになった美幸さんとは“大島つながり”ですけど、まったくの偶然ですよ(笑)」
劇中、普通の生活ではまず口にしない“汚い言葉”を口にするが……。
「お客さんは驚くでしょうね。ほかにも男女の肉体関係についてのセリフもありますが、テレビ以上に、おおっぴらに口にできる特権をいただいたと思っています(笑)」
濃密な稽古や、大量のセリフを覚えるプレッシャーの中、リフレッシュする方法を聞いてみた。
「料理ですね。ひとりでも作りますし、もちろん友達にも食べてもらったりします。得意料理は鶏肉のスープ。友達から評判がよかったのは豆腐のハンバーグです。みんなからおいしいって言われました」
初日を目前に控えた大島は、見どころについてこう話す。
「おさむさんの演出や、私と(鈴木)浩介さんのふたりで作り出す“空気感”に飲み込まれてほしいです。そんな“空気感”を出せるよう、頑張っていますので、ご期待ください！」
舞台『美幸-アンコンディショナルラブ-』
残酷なイジメにあい、ひとりぼっちで悲惨な学生生活を送ってきた美幸(大島優子)。大人になり、会社で出会った雄星(鈴木浩介)がイジメられているのを見て、過去の自分と姿を重ね合わせた彼女がとった行動は……。東京公演5月12日～24日(本多劇場)、大阪公演5月27日～30日(サンケイホールブリーゼ)。
撮影／高梨俊浩
