最近は、公私ともに充実されている愛子さま。その「契機」となったのは、学校の先生の“変化”もあるようだ――。
現在、学習院女子中等科3年の愛子さまは、学習院初等科2年生の後半に一部の乱暴な児童に「不安感」をもたれたとして不登校ぎみに。愛子さまが「いじめ」を受けたと波紋を呼んだ。その後、雅子さま(52)が愛子さまに付き添う日々が続き、泊まりがけの校外学習にも同行され、問題視されたことも。
「中学に進学された後も1年生の初夏のころから、愛子さまのご登校は不規則になり、定期試験も休むなど、学校生活への適応が問題視されました」(皇室ジャーナリスト)
一時はそんな状況だった愛子さまが、ここまで成長されたのは、学校での“変化”も見逃せない。
「初等科、中1と愛子さまの主管(担任)の先生は女性でしたが、中2と中3は男性が担当になりました。それが、ご成長のきっかけになったかもしれません」
そう明かすのは、ある学習院関係者。
愛子さまが初等科のときの担任は、雅子さまのご意向で、ベテランの国語の女性教師が担当することになったと言われている。
この先生が6年間、主管を続け、中学進学後は両陛下の長女・黒田清子さん(47)と学習院時代に同級だった古典の女性教師が務めていたという。
「結局、初等科時代に愛子さまに不登校の問題が起こり、中等科進学後も不規則登校になりました。
そこで、皇太子ご夫妻か学習院に方針変更があったのか、男性教師を主管にすることになったのだと思います」(同)
2年生のときの担任は、50代くらいのベテランの社会科教師。現在は40代くらいの体育教師でテニス部の顧問を務め、ふたりとも生徒から慕われる存在だという。
「一般論として、いじめや不登校の問題を抱えていたときは、それを優しく受け止め話を聞くことができる女性教師が適格でした。
しかし、中学後半から高校にかけては、将来への導きや助言が必要になってくる時期なので、大きな視野で指導ができる先生が必要です」
と解説するのは、子どもの教育に詳しい東京成徳大学名誉教授の深谷昌志さん。
「特に体育教師は、大らかで開放的な性格の人も多いので、愛子さまが特別な存在であることを強く意識することなく、アドバイザー的な存在になれると思います」(深谷さん)
女子校の男性教師は人気があり、ときめいてしまう生徒もいるようだが、そんな“乙女心”を愛子さまがもたれることもあるのだろうか。