3月29日、高橋ジョージとの1年に及ぶ裁判の途中で、協議離婚が成立した三船美佳。
予想以上の早期決着に、会見では「急展開で驚いたけど、うれしい結果に安堵の思いです」と喜びを隠さなかった。
「三船側は夫からのモラハラが離婚理由と訴え、高橋側は事実無根と反論していました。真っ向からぶつかり合う主張に裁判は長期化するものと思われていたのですが、高橋が折れる形で離婚が成立したのです」(スポーツ紙記者)
会見では三船が高橋に慰謝料を請求しないことが条件に盛り込まれ、養育費の取り決めもなかったと同席した弁護士が明かしている。つまり、彼女は元夫から金銭的な援助を受けることなく、離婚することを選んだのだ。
そんな中で急浮上したのが、世田谷区内にある"3億円豪邸"の行方だ。
「’08年に約150平方メートルの土地を購入し3階建ての新居を建設。また’13年には隣接する約160平方メートルの土地を購入し、ここに三船の母の住居と高橋の音楽スタジオが併設される形で家を建てたのです。
合わせて310平方メートル以上の土地ですが、この約半分が三船とお母さんの名義なのです」(芸能レポーター)
単純に計算しても約1億5000万円分。それ以外に夫婦の預貯金など、土地以外の財産も含めると、かなりの金額になるというが……。
「現在、三船の弁護士などが夫婦の財産を算定している段階で、まだ具体的な分配の話し合いはしていないようです。だが、ここに来て美佳さんは"財産なんて何もいらない!"って言っているそうです。
確かに、今年4月から大阪の情報番組の司会に抜擢されるなど、離婚後も仕事面は本当に充実していて金銭的には困っていない。とはいえ、これだけ巨額の財産を放棄するというのは信じられないですね」(芸能プロ関係者)
三船に近い友人は、これには深いワケがあるという。
「今、美佳さんはお母さんと娘さんと3人で大阪に住んでいるのに、いまだに都内の家のローンを払っているんです。財産をいらないというのは直接ではなくても、ジョージさんとやりとりすることに恐怖心があるのでしょう。
ただ周囲の人には、"財産放棄したら自分に非があるように思われるから、土地だけはきちんとしたほうがいいよ"と言われているようです」