その言葉を裏づけるかのように、山口も会見でこのようなことを言っていた。

「自分の趣味を優先して、海の近くに住んでいたのですが、ここ数年、仕事が忙しくなって家に戻れる時間が少なくなりました。週1回か2回くらいでした。それで都内に引っ越しました」

 家族との時間を作りたいと引っ越したものの、そううまくはいかなかった。

「いつでも帰れると安心してしまい、またそこでスタッフと食事に行ったりすることもあって、反対に家にいる時間が少なくなってしまいました。それで相変わらず彼女に甘えてしまい、負担を多くしてしまったんです」(山口)

 そのため、ますます妻との溝が深まっていった。今年の4月に別居を開始、一時は夫婦仲が改善されたというが、離婚を避けることはできなかった。

 子どもの親権は彼女が持ち、養育費を含め生活にかかる費用はすべて彼が出していくという。

 "自分のことしか考えていなくて、彼女が疲れてしまった"とも語っていた山口だったが、大切なことに気がつくのがちょっと遅かったのかもしれない……。