年をとっていく3姉妹に注目してほしい
とと(西島秀俊)が亡くなって、4人から始まった小橋家の物語。家族も増え、姉妹それぞれの役割も変わってきた中、家族というものに対する思いは何か変わった?
「鞠子は家庭に入って仕事もしていませんので、かか(木村多江)の代わりに家の柱になってくるんです。世代交代というか、普通の家庭でもあることで、こうやって新しい家族へとなっていくんだな、と。
きっと鞠子が年をとったら娘とか孫が同じように私の代わりをやるだろうし、そうやって小橋家が続いていくんだなと思うと、今まで感じたことのない感覚が私の中に生まれました」
あと半月で放送も最終回。どういうふうに見てもらいたい?
「私的には、年をとっていく3姉妹に注目してほしいです。少しずつ白髪も増えておばあちゃんになっていくんですけど、小さいころ、女学生のときから人生を歩いてきた私たちが大人になって、それぞれの生き方で生きています。
最終回でドラマは終わってしまいますけど、3姉妹はこれからも頑張っていきますし、常子はまだまだ走っていきます。家族の愛、支えてくれた人たちへの感謝とか、そういったものを感じて楽しんでいただければうれしいです」