桂宮さま(左)と、香淳皇后の柩のお見送りをする眞子さまと佳子さま('00年7月)
桂宮さま(左)と、香淳皇后の柩のお見送りをする眞子さまと佳子さま('00年7月)
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 そこで今後、桂宮さまのように「独身」のまま宮家を創設、生涯皇族として活動する「独立の生計を営む内親王」が誕生する可能性があるという。

 三笠宮さま(100)の次男である宜仁さまは、昭和天皇から桂宮の宮号を贈られ’88(昭和63)年から独身のまま異例の独立。

「三笠宮邸が手狭になっている」「宮号を持っているほうが活動しやすい」などという理由からだった。

 山下さんが独立した内親王の待遇について説明する。

「独立されても、プライベートマネーとなる皇族費は内親王の場合で年間1525万円ですから、掃除など身の回りのお世話をする私的使用人を雇うのは厳しいでしょう。

 一方、宮務官、侍女長、事務官といった国家公務員が4~5人はつくでしょうから、ご活動は充実したものになるでしょう」

 最近は、女性のライフスタイルも多様化し、あえて結婚しない「非婚」、出産をせず母親にならない「ノンママ」。

 バリバリとキャリア(仕事)を積み上げる「バリキャリ」という言葉も生まれている。

 女性皇族にも独身を貫き、公務やライフワークに人生を捧げようとお考えになる方がいるかもしれない。

「あまり遅くなく結婚してくれたらいいなと思います」

 ’13年11月の記者会見で、眞子さま佳子さまのご結婚について、父親としてそう述べられた秋篠宮さま(50)。

 しかし、ご自身たちの将来を決めかねる現状に、眞子さま佳子さまは「生涯独身」でいることの話し合いを、すでにされているかもしれない。