10月4日、SMAP“最後”のCDアルバム『SMAP 25 YEARS』投票が締め切られる。'91年からのシングル55曲、そしてアルバム収録曲などから聴きたい楽曲をホームページから投票選出してできる3枚組。まさにファンのためのアルバムだ。
「ファンも待ちかねたでしょうが、ビクターはようやく“ドル箱”CDが出せるとあって鼻息が荒い。100万枚は当然、ジャニーズグループのアルバム最高売り上げ記録を持つ嵐の190万枚超えも視野に入れているみたいですね。
社内のS(MAP)チームは、これからメディアやレコード店など各方面での宣伝に力を入れていきます。でも本当は、5人がファンの前で歌うことが一番の宣伝になるんですけど……」(音楽雑誌編集者)
新年早々に勃発した独立騒動、そして各方面で報じられてきたメンバー間の軋轢。毎年出演していた各局の歌番組も「新曲を出していない」などの理由で次々辞退した。
これに頭を抱えていたのが、'91年のデビュー曲『Can't Stop!! -LOVING-』からSMAPを支えてきたレコード会社『ビクターエンタテインメント』だ。
本来なら25周年の今年は新曲をリリース、記念コンサートも盛大に行う予定だった。しかし、窓口を務めていたI元マネージャーの退社により、待てども話は一向に進まず。結果、いずれも白紙となってしまった。
「8月に新曲をお披露目することで話がまとまっていたといいます。というのも、中居がキャスターを務めたTBS系『リオ五輪』番組テーマソングに新曲が内定していたのだとか。結局“選手への感動をありがとう”という意味で、『ありがとう』が起用されました」(テレビ局関係者)