12月4日、主演舞台『雪まろげ』の終演後、涙ながらに千秋楽の挨拶をした高畑淳子。思い返せば、息子である高畑裕太が“事件”を起こしたのは、8月23日のことだった。
「裕太さんは、映画の撮影のため宿泊していたホテルで、女性従業員への強姦致傷の容疑で逮捕されました。しかし、被害女性との間で示談が成立し、不起訴処分になりました」(スポーツ紙記者)
釈放されたとはいえ、今回の事件によって多額の違約金が発生した。
「裕太さんが出演していたドラマや映画、CMなどを合わせると、損害額は1億円以上にのぼると言われています。もちろん彼には支払うことができないので、母である淳子さんが肩代わりすることになるでしょう。東京23区西部に所有する不動産を売却して、弁済にあてると一部でも報じられました」(前出・スポーツ紙記者)
実は淳子は昨年5月に130平方メートル超の土地を購入している。都内の閑静な住宅街で、現在の自宅からもほど近い一等地だ。3階建ての新居は完成間近だという。
「この物件の資産価値は、土地と建物合わせて推定で2億5000万円。現在の自宅と合わせると、総資産価値は推定5億円になるそうです」(不動産関係者)
現在、淳子は“休業”状態になっているため、仕事で稼げるあてはない。
「今は何かあると、すぐに視聴者からクレームが来てしまう時代なので、CMに出演することも難しいですね」(テレビ局関係者)
母親以上に、裕太の芸能界復帰も絶望的だ。芸能レポーターの石川敏男氏も、彼の復帰の難しさを語る。
「わいせつ問題を起こしたら、なかなか復帰はできないと思いますよ。暴力事件やクスリの使用も悪い行為ですが、わいせつ事件を起こしたことは世間的には特に悪いイメージがつきやすいんです。今後は、裏方として母親の付き人のような形で活動することはあるかもしれませんね」