ファンは解散という現実を受け入れがたいであろうが、ソロとしての活動はすでに始まっている。
「来週からは木村と草なぎの主演ドラマが始まります。『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)は、木村にとって今後の芸能生活がかかった大仕事になりそうです。
これまで『半沢直樹』などの大ヒット作を生み出してきた『日曜劇場』枠で、しかも視聴率を取りやすい医療モノ。共演の竹内結子や松山ケンイチといったそうそうたる顔ぶれは木村側の意向だともいわれています。条件だけを見れば、絶対に失敗するはずがないドラマです」(前出・テレビ誌ライター)
逆に言えば、これで数字が取れなければ前途は危うい、ということになる。
「仮に『A LIFE』がコケたら今後、他局は木村の起用をためらうでしょうね。なにしろ、解散騒動では“裏切り者”扱いされ、すっかりイメージダウンしてしまいましたから。山田涼介の月9『カインとアベル』が惨敗したことでもわかるように今はジャニーズ主演というだけで視聴率が取れる時代じゃありませんからね」(前出・テレビ誌ライター)
4月には主演映画『無限の住人』の公開も控えている木村。ドラマの成果によっては、こちらも共倒れになる可能性もあるかもしれない。『嘘の戦争』(フジ系)に主演する草なぎも正念場となる。
「制作する関西テレビは、看板番組の『スマスマ』を“終了させられた”との思いもあるようで、現場は“キムタクには負けられない”と草なぎを全面バックアップしています」(前出・テレビ誌ライター)
一方で中居正広、稲垣吾郎、香取慎吾の3人は、今年のドラマ出演は予定されていない。現在担当するそれぞれのレギュラー番組を粛々とこなしていく状況だ。