「視聴率は8・4%と大コケ。内容だけでなく、“身体がプニプニしていてスポーツ選手に見えない”といった櫻井クンへの批判も多く聞こえました」(テレビ誌ライター)
嵐を取り巻くネガティブな話題はこれだけではない。
「日本郵便は年賀状の利用者減少に歯止めをかけるため、2年連続で嵐の5人をCMに起用しましたが、思うような効果が出ませんでした。
現代ではSNSの普及で年賀状の習慣がなくなってきているためしかたがないことですが、クライアントとしては、若年層を取り込むために起用を決めたわけですから、失望しています」(広告代理店社員)
起死回生の一大プロジェクト
そんな嵐の5人だが、ここにきて、そんな状況を吹き飛ばすような起死回生の一大プロジェクトが動き始めたという。
「まだいつ撮影がスタートするかなど細かい部分は決まっていませんが、メンバー全員が出演する“20周年記念映画”の企画がスタートしたそうです。いくつか進んでいる20周年のプロジェクトの目玉のひとつのようですね」(芸能プロ関係者)
グループとしての活動以上にソロの活動が目立つ最近の嵐。映画に関しても当然ソロでの出演ばかりだ。
「今回の映画は“全員が出演する”20周年の記念映画なので、これまで3作品が公開されている『ピカ☆ンチ』シリーズではないかという話です」(前出・芸能プロ関係者)
シリーズの1作目、『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』が公開されたのは、'02年10月。彼らにとって初めての主演映画だった。団地に暮らす高校生たちの恋や友情を綴ったハートフルコメディーで、ストーリーはV6の井ノ原快彦の青春時代をもとに作られている。
「デビュー5周年の記念イヤーであった'04年に、2作目『ピカ★★ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY』が公開され、15周年の'14年には、3作目となる『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶんHAPPY』が公開されました」(映画ライター)
3作目のロケは都内のマンモス団地で行われた。
「“見学お断り”の看板があるにもかかわらず、200人ほどのやじ馬が集まって現場はパニック状態でした。スタッフの呼びかけを無視して、“頑張って〜”“大好き!”という黄色い声援が鳴りやまなくて……」(製作会社関係者)