ヒロインの“センパイ”ふたりからのアドバイス
『まれ』の土屋太鳳と、『とと姉ちゃん』の高畑充希は、プライベートでも仲のいい友達。先輩ヒロインふたりから受けたアドバイスは?
「充希が『とと姉ちゃん』をクランクアップしたときに、お疲れさまって連絡したら“本当に疲れた”って(笑)。このとき私は『ひよっこ』のヒロインが決まっていたのですが“(架純も)頑張ってとは言わないけど、無理せず楽しんで。終わったあとに見える景色は楽しいよ”と言われました。10か月を乗り切った彼女が言う言葉だから、すごく説得力があって勇気づけられましたね。
太鳳ちゃんからも体調管理のことをすごく言われて、“しんどくなったらいつでも架純ちゃんを励ましにNHKに行くからね”とエールをもらいました」
『ひよっこ』ストーリーを先取り!
1964年、東京オリンピックが目前に迫り、東京は街の開発のスピードを加速していた。しかし、茨城県の北西部にある奥茨城村で生活する谷田部みね子(有村架純)には、今ひとつ実感がわかない。みね子の家は6人家族で農業を営んでいたが、不作の年に作った借金を返すため、父・実(沢村一樹)は東京に出稼ぎに行っている。高校を卒業したら、家の仕事を手伝って祖父・茂(古谷一行)と母・美代子(木村佳乃)に楽をさせてあげたいと思っていたが、実が正月に帰ってこなかったことでみね子の人生は一変してしまう――。