オープンはつい最近のことで、
「4月11日からです。このペンションは中古で購入し、リフォームをある程度まで業者にお願いをして、その後はDIYで少しずつ作っていきました。ここまで1年かけてなんとかオープンしましたけど、まだ未完成なんですよ」
女性が別荘地で建物をDIY! オドロキの事実だけど、彼女の話を聞いて納得。
「実は幼いころは大工になりたいと思っていました。やれることは自分でやりたいほうですね。ただ、それはお金がないということも理由のひとつに挙げられるんですけど。
ちなみに、息子のお金はいっさい使っていませんよ。主人の退職金です」
もちろん、伊野尾本人が訪れることもあるそうで、
「犬に会いたいからなのか、たまに息子がふらっと来ることはありますね。娘も、私の料理が恋しくなったら顔を出してくれますよ」
“恋しい”といえば、伊野尾は昨年から、女性関係の派手さでも世間を騒がせている。そんな“モテ男”についてはどう思っているのだろう?
「彼は本当に素直に意見を言える子です。女性に対しても本人は友達だと思って接しているんですよ。老若男女、学歴も関係なく人と接するように育ててきましたから。もしかしたら芸能界に向いていないかもしれないんですが、私は普通に育てたつもりです」
仲がいい男女関係の延長で、深い仲になることもあるということだろうか。
「私には男女関係についてもいろいろと話してくれるから詳しくは言えないけど、それもいいんじゃないですか」
サバサバとした受け答えの中に、確固たる信念を感じさせてくれる。それは、息子の仕事についての認識を聞いたときにも垣間見えた。
「私はジャニーズ入りに関して、最初は反対していたんですよ。だから、今でもジャニーズは正直よくわからない。普段、テレビもあまり見ませんから。
世代的には『たのきんトリオ』を知っていますが、当時からあまり好きじゃなかったですしね。実は音楽も嫌いなので、家でもまったく聴かないんですよ。それよりも、この自然の中で小鳥の声を聞いているほうが好きですね」
息子のCDも聴いてもらえるように、もっとビッグにならなくちゃ!