香取慎吾

 本格始動を予告していた10月16日、稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾のファンクラブ公式サイト『新しい地図』では“重大発表”が行われた。

「ファンのSNSへの投稿から、心が動いた出来事を紹介する『ぷっくりニュース』の開始、ファンクラブ会員限定ページ『CHIZULOG』の開始などを宣言。そのほか、3人の後ろ姿が映った映画『クソ野郎と美しき世界』の製作が発表されました」(スポーツ紙記者)

 同時に、映像を手がけるクリエイターらが発表されたが、SMAP時代からゆかりのある人も多数見受けられた。

クリエイティブディレクターは3人。多田琢さんはSMAPの『ススメ!』の作詞を手がけたCMプランナー。山崎隆明さんは、SMAP時代のライブジャンクション曲『チョモランマの唄』の作詞作曲を担当しています。

 権八成裕さんは、『ユーモアしちゃうよ』などの作詞も手がけ、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の最終回で流れたソフトバンクCMの総集編を作った人でもあります」(広告代理店関係者)

 東京五輪のエンブレム盗用疑惑で一躍、時の人となった佐野研二郎氏もアートディレクターで携わるという。

 さらに、11月2日の夜9時からは、3日間ぶっ通しで配信されることで話題のAbemaTV『72時間ホンネテレビ』に出演。こちらは芸能人出演者をSNSで募っており、

「市川海老蔵さんや関根勤さん、亀田興毅さんや山田孝之さん、GLAYのTERUさんなど錚々たる面々が参加することが決定しています。韓国からもチャン・グンソクさんが参加の意思を表明していて、注目度の高さがうかがえます」(前出・スポーツ紙記者)

 3人が一堂に会する姿が生で拝めるとあって、視聴者からの注目度も高い。気になるギャラの目安はというと、

AbemaTVのバラエティー出演料の相場は、地上波と同じくらい。中堅MCクラスのタレントだと、1本100万円程度と言われています。長時間番組であることなども加味して、今回は1人1000万円くらいに落ち着くのでは」(ITライター)

 AbemaTVのダウンロードの仕方をレクチャーするCMやSNSで使われる『#』『RT』などの用語クイズなど、さまざまな動画にも3人は出演しているため、ギャラはさらに上乗せされているかもしれない。

「今は、ジャニーズ事務所に所属していたときには露出していなかったSNSや映像のコンテンツに重きを置いていますが、今後は他の活動にも視野を広げていくそうです」(芸能プロ関係者)

水面下で進むCDデビュー

 先日放送された『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)の放送では、ゲストの草なぎと香取が、終盤に2人で歌う姿を披露しているが、この2人のユニットが反響を呼んでいる。

「2人がMCを務めるラジオ『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)が20周年を迎えた際、草なぎくんが作詞作曲した歌です。

 歌っている姿は『スマスマ』の最終回が放送された昨年12月以来、9か月ぶり。草なぎくんのギターに合わせて2人で楽しそうに歌う姿に、胸が熱くなると同時に、また歌ってほしいなと思いました」(2人のファン)

 そう、他の活動とはまさに歌手活動のことで、実は“しんつよ”ユニットをCDデビューさせるべく、水面下では計画が進行しているという。

所属事務所であるCULENの中に自社レーベルを立ち上げ、CDリリースと合わせて、ネット配信で楽曲を発信するそうです。既存のレコード会社に頼らずに音楽活動をしていくみたいですね」(レコード会社関係者)

 とはいえ、曲を作るのは簡単ではない。長年アーティスト活動をしてきた彼らでも少々ハードルが高いような気もするが、3人にはたくさんの“NAKAMA”がいる。

「SMAP時代から、ジャニーズ事務所お抱えの作詞家や作曲家ではなく、槇原敬之やスガシカオ、椎名林檎、ゲスの極み乙女。

 などIマネージャーの人脈でさまざまな有名アーティストとコラボレーションしてきました。いざとなったらきっと力を貸してくれるのではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者)

 彼らの所属事務所に、CDデビューについて問い合わせてみると、「現状そのような事実はありません」とのことだったが……。