《自分たちはこれからの人生をどう歩んでいくべきなのか自問自答し、事務所とも話し合いを重ね、最終的には2人で話し合い、この度、CDデビューから16年を迎えた9月10日をもってタッキー&翼は解散という道を選ぶことに致しました》
『タッキー&翼』の活動休止から約1年が経過した9月13日、報道各社に配信されたFAXで、解散することを発表した滝沢秀明と今井翼。ジャニーズ事務所に所属するグループで解散したのは、'16年末の『SMAP』以来。
「しかも、解散だけではなく、滝沢は年内いっぱいで芸能界も引退し、来春からジャニーズ事務所の新グループ会社に所属してJr.の育成や舞台、コンサートなどのプロデュースに専念します。これまでジャニー喜多川社長が行ってきた仕事を受け継ぐ形のようです。
解散の“直接的”な原因
一方の今井は、事務所を退所して'14年に発病したメニエール病の療養に集中します。病状は快方に向かっていて、日常生活に支障はないそう。芸能界も引退はしないので、再び舞台などで活躍する日が来るのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
滝沢は'95年に13歳でジャニーズ事務所に入るとすぐに頭角を現し、Jr.の中でも絶対的なエースだった。
「ジャニー社長から信任を得て、10代半ばでJr.のリーダーに指名されました。ジャニーズJr.の“黄金時代”を牽引しただけではなく、約120人いたメンバーのスケジュール管理なども担当。入所オーディションの審査員も務めるなど、“小さなジャニーさん”の異名をとっていました」(同・スポーツ紙記者)
CDデビュー前には、『魔女の条件』(TBS系)で異例の主演抜擢、'05年には当時最年少で大河ドラマ『義経』の主演を務めるなど、順調にキャリアを築いてきた。
滝沢と同日にジャニーズ入りした今井も当時は高い人気を誇り、'02年に鳴り物入りでデビューした“タキツバ”。しかし、その解散原因は、今井側の事情が強かったという。