デビュー20周年を迎えた11月3日、嵐はSNSを開設して多くのファンを喜ばせた。
「10日から11日にかけて、ジャカルタ、シンガポール、バンコク、台北のアジア4都市で会見を行い、SNSの開始を宣伝しました」(スポーツ紙記者)
日本では、老若男女問わず人気だが、海外でも支持を集めているのだろうか。
5人が回った4都市のひとつであるバンコクに住んでいる30代の女性・Aさんに現地での反響を聞いた。
「デビューから応援し続けるなど、ファン歴が長い人が多い。日本までグッズを買いに行くなど、熱量も高いです」
とはいえ、まだ知名度は低いそう。
「ファンは彼らが来ると盛り上がりますが、ほとんどの人はあまり興味がありません。ただ、先日彼らが会見をした翌日は、“嵐”というワードの国内検索数が過去最高を記録しましたよ」(Aさん)
日本では、二宮が結婚を発表したことで“ファンを辞める”という人もいた。海外への影響も気になるが……。
「日本のファンは、アイドルを恋人のように考えて恋愛感情を抱く人が多いですが、海外ではあくまで歌って踊る姿が好きなので、独身かどうかは関係ない。二宮さんの人気が落ちることはないでしょう」(芸能プロ関係者)
むしろ、これからグループとしての人気が上がることが考えられる。
「実際にその国へ足を運んで自分たちのことを検索してもらうことで、これまで興味がなかった人も関心を持つようになります。恋愛事情にファンが左右されることもないと思うので、この先、ほかのメンバーが結婚したとしてもこれといった問題はないと思います」(同・芸能プロ関係者)
日本のファンから寄せられた厳しい声も
二宮が結婚したことを受けて、ウェブメディアサイト『週刊女性PRIME』では、「二宮和也さんと元フリーアナウンサーのIさんの結婚を祝福しますか?」というアンケートを行った(※11月13日~15日に実施)。
395人が回答した気になる結果は、「はい」が157人だったのに対して、「いいえ」は238人と素直に祝えないという回答が多かった。
「いいえ」と答えた理由として最も多かったのが、“Aさんが嫌い”という声。
彼女はかつて、ブログに投稿した写真が二宮との交際をほのめかしているとして、ファンからバッシングされた。
「ニノとの交際を自慢しているみたいで腹が立つ」(31歳女性/金融)
「祝福したくなるような女性ではない。結婚が決まるまでは、そういうことはしないでほしかった。そういう配慮ができる女性であれば応援できた」(36歳女性/事務)
一方、「はい」と答えた人の中には、そんな彼女を評価する声も。
「批判されても結婚までたどり着いたところに一途さを感じる。二股を報じられるよりいい」(31歳女性/小売り)
「結婚発表のタイミングは適切だったか?」の質問には「はい」が114人、「いいえ」が281人と7割以上の人が不適切だったと考えている。「いいえ」と回答した人の中には、もう少し待つべきだという意見が目立った。
「今じゃなくてよかったと思います。デキ婚じゃないなら、せめて嵐の活動が休止してからがよかったです」(19歳女性/学生)
「結婚したいという当人同士の気持ちはわかりますが、アイドルという立場なら、ファンの気持ちをいちばんに考えて活動休止まで待つのが望ましいのではないでしょうか」(34歳女性/小売り)
「はい」と答えた人は、彼の思いきった行動を支持する。
「だらだら引き延ばされるより、けじめとしてさっさとするべき。むしろ遅いくらい」(49歳女性/自営業)
「これまでがんばってきたから」(45歳女性/マスコミ)
厳しい声もあるが、ファンの意見を胸にどのような家庭を築いていくのだろうか。