10月13日、『日刊スポーツ』(web版)が“女子高生モデルとの飲酒・お持ち帰り疑惑”で8月から謹慎となっている山下智久についての新情報を報じた。
同紙によれば女子高生モデルの親族名義で、弁護士を通じ、『事前に山下から年齢を確認されても20歳以上だと偽っていたことや、結果的に山下が活動自粛に至ったことへの謝罪』などを綴った書面が送られていたという。そこには、《女性は深く反省している様子といい、山下も謝罪の意思を受けとったという》との文言も添えられていた。山下は完全に“被害者”という構図だ。
「この件について、山下のファンは“早く復帰してほしい”と歓喜の声をあげていますが、問題はそこではなく、“朝になって女性をホテルに連れ込んだことだろう”との声もいまだに大きい。確かに『日刊スポーツ』もこの淫行疑惑についてはいっさい触れておらず、女子高生が年齢を偽っていたこと認めたことについて強調しているような印象も受けました」(週刊誌記者)
アメリカ配信が発表された直後に……
この謝罪報道を受け、SNSなどでも議論されているのが「なぜ今更この情報がでたのか」ということについてだ。確かに謝罪文は“先月までに”送られていたものとあるのだが……。記事がこのタイミングで出たのは山下の出演作が関係しているのでは? と話すのは映画配給会社の関係者。
「山下さんは動画配信サービス『Hulu』によってアジアやヨーロッパを中心に世界30の国と地域で配信されている海外ドラマ『THE HEAD』のメインキャストと務め、エンディングテーマを歌っています。ちょうどこの“謝罪文報道”の前日に、作品に携わるホルヘ・ドラド監督や製作総指揮のラン・テレム氏らがSNSで、同作のアメリカでの配信が決まったことを発表し、喜びの声をあげています。なんと、アメリカのエンタメ誌『Variety(バラエティ)』の表紙にも掲載され、特集されるみたいです」
同作のアメリカ進出と今回の一件がどう関わってくるのかというと、
「アメリカは日本よりも性犯罪に対して非常にセンシティブなところがあります。未成年との性交に関しての刑罰も厳しい。2017年に起こった『#Me Too』運動もさかんで、性犯罪についてはアメリカでも多くの俳優が名指しで言及されたりと、大きなトピックスとなっています。
今回は“あくまで女性が成人と偽っていた”ことを主張するために、事務所が報道を認めたかたちでしょう。謝罪文に関しても、ジャニーズから未成年女性サイドになんらかのかたちで歩み寄り、早急に進められたものではないでしょうか」(同前)
山下の日本での活動再開はいつになるのか──。