『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)や『グータンヌーボ2』(フジテレビ系)など、4本のレギュラー番組を抱える田中みな実。アナウンサーの枠を超えて活躍しているが、最近は新たな“野望”を持ち始めている。

広末涼子や戸田恵梨香と同じ事務所に移籍

ドラマで主役をやりたがっているんです。やはりあの役で手応えを感じたのでしょう」(芸能プロ関係者)

 “あの役”とは、昨年4月に放送されたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)の秘書役のこと。

「ヒロインへの嫉妬に狂い、ストーカーのように執拗に追い詰める姿は、“怖演”と話題になりました。このドラマで女優業に目覚めたのか、昨年8月には、6年間在籍していたフリーアナウンサーが多数所属する事務所から広末涼子さんや戸田恵梨香さんらが在籍する事務所に移籍しました」(スポーツ紙記者)

 新しい事務所に入ってからは、ドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)や『ノースライト』(NHK)など、着実に出演作が増えている。てっきり、いまの仕事に満足しているのかと思いきや――。

「最近は、周囲に“恋愛ドラマのヒロインとか正統派な役をやりたい”と漏らしていますよ。これまで、彼女が演じた役は嫉妬に狂う女性やセクシーな女泥棒など、“イロモノ”の役が多かった。ただ、芝居の経験を重ねるうちに、ヒロインに憧れを抱くようになったそうです。事務所のスタッフにも、そうした役ができないか相談しているといいます」(田中の知人)

 “女優”として活動していくことに手ごたえを感じているようだが、少々不安なことも。

「一部のメディアで、TBS系のレギュラー番組『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』と『有吉ジャポン』を3月末で降板すると報じられたんです。この2番組は、彼女がTBSの局アナ時代から出演していたので、局内では“もっとドラマに出たいから、古巣の番組を切り捨てようとしているのでは?”と不満の声もあがっています」(前出・芸能プロ関係者)

 4本のバラエティー番組をこなし、昨年はモデルとしても注目されるなど、次々と目標を達成してきた。いまは、新しい目標を最優先に考えているのかもしれない。

「最近は、単発のバラエティーの仕事も断って、ドラマのオファーを待っているそうです。拘束期間が長くなるドラマや映画を重視すれば、バラエティーの仕事は足かせになりかねません。今年は、バラエティーの仕事はレギュラー出演している最小限の番組に“セーブ”するのだと思いますよ」(同・芸能プロ関係者)

 ヒロインを目指して何が悪いの?