「自分らしく、でも、ときにらしくなく……。そんなふうに当たり前の毎日を変えていきたい」

 太陽の光が差し込む中、ジャケットを羽織り、サングラスをつけた山下智久がクールにたたずむ─。

 4月1日から放送されているサングラスブランド『JINS&SUN』のウェブCMに、山下が出演している。

 昨年10月にジャニーズ事務所を退所して以降も、めざましい活躍を見せている。

「3月9日に発売されたファッション雑誌『SENSE』で退所後初となる表紙に抜擢。発売前から予約が殺到し、重版になる大反響でした。3月23日には、ブルガリのアンバサダーに就任しました。日本人男性としては、初めての起用となります」(ファッション誌関係者)

母と妹が山下の仕事を選んでいる

 しかし、そんな快進撃に水を差しかねないある“事件”が─。

「3月25日に発売された『女性セブン』で、山下さんが最近大きな仕事を相次いでドタキャンしていると報じられたんです。その理由が、お母さんと妹さんに“この仕事はやめたほうがいい”と反対されたなど、家族が山下さんの仕事に介入しているという衝撃的な内容でした」(スポーツ紙記者)

 “家族介入”に加えて、もう1つ不安なことがある。2019年から所属しているハリウッドスターのウィル・スミスの親族が経営している『Westbrook Entertainment(ウエストブルック・エンターテインメント)』との関係が悪化していると報じられたのだ。

「山下さんには、国内で彼のマネージメントをする事務所があるのですが、この事務所がウエストブルックの進めていた仕事に介入したりと、連携が取れていない状態になっているそうなんです。その結果、3月でウエストブルックとの契約が終了すると書かれていました」(同・スポーツ紙記者)

 山下は11歳でジャニーズ事務所に入所。多くのドラマや映画に出演するようになっても、家族を大切にしてきた。

「幼いときに両親が離婚し、お母さんに育てられたので、“自分が頑張って、恩返しをしたい”という思いが強いんです。ご家族も、そんな山下さんに感謝していますよ」(テレビ局関係者)

『女性セブン』では、家族の仲がよすぎるために、仕事に干渉しているかのように報じられているが、山下の知人はこの報道に首をかしげる。

ジャニーズ時代から、お母さんと妹さんが山下さんの仕事に口を出したことも、彼のほうから相談したこともありませんよ。そもそも、もういい大人なんですから、親に“その仕事はやるな”と言われてやめることがあるのでしょうか……」

“自分の仕事は自分で決める”という信念を貫いているのだろう。