《週に一度は炎上するFacebook毎日更新中。フォローしてね(*^^*)》
この文面をほぼ毎日ツイートする人物。“炎上”の代名詞的な存在だったキングコングの西野亮廣(41)だ。“だった”と過去形にしているのは、ここ最近は週に1度どころか、炎上すること自体が少なく、ネットニュースになることも以前と比べれば少なくなってきているためだ。
なぜ西野はファンを獲得できたのか
「芸人としてのテレビでの活動は少ないですが、'20年に公開された西野さんの絵本を原作としたアニメーション映画『えんとつ町のプペル』は日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。
ビジネスの面でも興行収入20億円、観客動員数も150万人突破と成功しています。まぁこれは、“信者”とも揶揄される強烈なまでの“西野ファン”が何回も観に行ったことが大きいとも言えますが」(芸能プロ関係者)
SNS上では「プペる」(『えんとつ町のプペル』を観に行くこと)、「○プペ目」(○には数字が入り、○回『えんとつ町のプペル』を観に行ったかを示す)などの言葉も生まれた。さらには、有志によって上映直後に「スタンディングオベーションをしよう!」という動きもあった。
なぜ西野はこれほどまでのファンを獲得したのか。
「西野さんのFacebookでの投稿が始まりでしょう。そこで彼のビジネス論や芸人論、もっと言えば人生論のようなものを語っていた。
それまでも、人気芸人なのに“チケット手売り”や絵本作家などさまざまな活動をしてきましたが、ビジネス書を出すほどの“作家”となり、さらにまだ日本ではあまり浸透していなかったクラウドファンディングを芸能界でいち早く始めるなどのビジネス的な“早さ”が、いわゆる“意識高い系”のような人からも人気を得るようになった。
現在の西野さんのファンは、“笑い”のファンではなく、そういった活動のファンが多いでしょう」(出版関係者)
しかし今、このコアファンの“西野離れ”が止まらないのだ。
「西野さんは'16年にオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を開設しました。月額980円の会員制で、“西野亮廣の“頭の中”を共有”ということで、Facebookの非公開グループに毎日西野さんがエンタメ論やビジネス論などを投稿し、それが読めるといったことが特典となります。昨年ごろが最盛期で、7万人を超える会員数となっていました」(同・出版関係者)
しかし、現在'21年の会員数は……。