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ー CM契約打ち切りが続出
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ー ウケ狙いで購入者が殺到

 今年も恒例の『ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)の候補となる30語が11月2日、発表された。

 “藤井八冠”“ペッパーミル・パフォーマンス/ラーズ・ヌートバー”“4年ぶり/声出し応援”などポジティブなワードが並ぶなか、暗く影を落とす言葉が。“NGリスト/ジャニーズ問題”に“性加害”……。故・ジャニー喜多川氏が長年行ってきたジャニーズ事務所所属タレントへの行為についてだ。

CM契約打ち切りが続出

 今年3月にイギリス・BBCのドキュメンタリー番組で“ジャニーズ事務所の性虐待スキャンダル”が放送。続いて4月に元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんが会見を開き、性被害を受けたと主張。その後も続々と元ジャニーズによる告発が続いた。

「番組出演や表紙撮影などジャニーズ事務所と近い関係にあった多くのメディアは、当初報道に二の足を踏んでいましたが、ジャニーズタレントをCMに起用していた企業の多くが契約打ち切りの方針を発表。マスコミも徐々にこの問題を報じるようになりました」(スポーツ紙記者)

 しかし今、その問題の“加害者”を象徴するアイテムが売れに売れているというのだ。