12月8日から10日まで千葉県・幕張メッセで世界最大級のポップカルチャーイベント『東京コミックコンベンション2023 』(以下、コミコン)が開催。入場料と別途料金は発生するものの海外セレブ俳優との交流ができることも売りだ。
「映画『トレインスポッティング』で知られるユアン・マクレガーや映画『アベンジャーズ』のトム・ヒドルストンなど、例年以上に豪華メンバーも撮影会に参加することでも話題です」(映画ライター)
チケット売買サイトでは定価割れでも売れず
同イベントのアンバサダーを務める新田真剣佑も撮影会に参加するが、そのチケットの売れ行きが芳しくないという。
「海外スターの単独撮影会は2万円〜3万3300円ながら、新田さんは半額程度の1万5000円。それでもチケットの売れ行きは厳しいようで、チケット売買サイトでも軒並み定価割れで出品されている状況です。1万円以下の出品に関しては取り引きが成立しているものの、1万円以上のものは定価以下でもほとんど買い手がついていませんね」(コミコン参加予定のファン)
今年1月、弟の眞栄田郷敦とともに電撃結婚を発表して世間を驚かせた新田。今年4月に公開された主演映画『聖闘士星矢 The Beginning』が大爆死したことも撮影会の売り上げ苦戦に関係がありそうだ。
「新田さんは今年世界配信されたNetflix『ONE PIECE』では主要キャスト・ゾロ役を演じて高い評価を得ました。しかし現在は海外に活動の拠点を置いていることもあり、国内での活動は今年1月にフジテレビ系で放送された『イチケイのカラス』のスペシャル版に出演した程度。加えて結婚をしたことで、撮影会に足を運ぶような若い女性ファンが離れてしまったのでしょう」(前出・映画ライター)
サイトで販売されている『コミコンくじ 2023東京』のB賞も当初は新田の撮影会チケットだったものの“売り”にならなかったのか、途中でユアン・マクレガーの撮影会に変更された。
「同イベントに参加する映画ファンは、海外スターがお目当ての人が多いのも理由でしょうね。これまで新田さんの写真集などを購入していたファン層は若い世代が多いため、今や世界的俳優になったとはいえ1万5000円は高く感じてしまうのかも」(前出のコミコン参加予定のファン)
主演映画が大コケ、撮影会チケットの売れ行きも伸び悩んでいるものの、俳優としてのキャリアには問題なさそうだ。
「国内ではそこまで話題にはなりませんでしたが、Netflix『ONE PIECE』配信後は海外ファンが急増していて、Instagramのフォロワーも激増。現在のフォロワー数は575万人と日本人俳優としてはトップクラスを誇ります。父・千葉真一さんも海外での知名度が高いことや、父親譲りのアクションも評価されているため、俳優業は安泰でしょう」(広告代理店関係者)
海外スターの半額程度で2ショットが撮影できるのは、今年が最後になるかも?