6月30日に放送されるスペシャルドラマ『ブラック・ジャック』(テレビ朝日系)に主演する高橋一生。原作マンガの連載開始から50周年の節目を迎え、TBSで放送されて以来、24年ぶりにドラマ化される。
「高橋さんは“正直なところお話を頂いた時は、自分にできるのかと思いました”とインタビューで心境を吐露しており、名作マンガの実写化に不安を抱いている様子でした」(スポーツ紙記者、以下同)
重圧がのしかかる中、撮影に臨んだ高橋を自信づけたであろう人物がいる。
「人物デザイン監修と衣装デザイン担当の柘植伊佐夫さんの存在は大きいでしょうね。『岸辺露伴』でも、柘植さんが原作さながらのビジュアルを再現。高橋さんの演技も相まって原作ファンからの評判は上々でした。今回も柘植さんがいることは、高橋さんにとって心強かったでしょう」
『岸辺露伴』は、高橋にとって“別の意味”でも大切な作品となった。
「5月16日、女優の飯豊まりえさんと結婚したことを双方の事務所が発表しました。ふたりの交際は『岸辺露伴』シリーズがきっかけだったんです」
下積み時代を支えてきた町中華
公私ともに順風満帆だが、下積み時代は長かった高橋。
「10歳で子役としてデビューしますが、その道のりは険しく、20代のころはオーディションを受けては落ちる日々を送っていたそうです」(芸能プロ関係者、以下同)
10代で芸能界入りの高橋は、芸能人御用達で知られる東京・堀越高校出身。
「仲の良い同級生には岡田准一さんや新山千春さんがいます。高校生のころは、当時新山さんの実家近くにあった町中華『C』に、3人でよくごはんを食べに行っていたそう。店員さんや常連客からは“いっちゃん”の愛称で呼ばれていて、高校生のころから愛されキャラだったんだとか。高橋さんの下積み時代を陰ながら支えてきたお店なのかもしれません」