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ー 対応が問われるテレビ局

 

 タレントの中居正広が9000万円の解決金を支払っという“深刻な女性トラブル”騒動。今度は『文春オンライン』が“続報”を報じて波紋が大きくなっている。

対応が問われるテレビ局

『週刊女性』もこれらの情報を掴んでおり取材班が動いていた最中、『女性セブン』の一報が出た。記事によれば、23年の会食でトラブルは起きたという。

「会食は当初、中居さんと相手女性、そして、もう1人の3人での予定だったそうですが、1人が来られなくなり、中居さんと女性の2人だけになったといいます。その後、2人のあいだに《深刻な問題が発生し、トラブルに発展した》とのこと。

 中居さんサイドと女性側の間で代理人を立てた話し合いを行い、中居さんが解決金として9000万円ほど支払ったとされ、その額の大きさが物議を醸していました」(スポーツ紙記者、以下同)

 25日の『文春オンライン』の報道によると、女性は「今でも許せない」と語っており、中居の代理人はトラブルがあったことを認めている。さらに「手をあげたり、暴力を振るうようなことは一切ございません」と回答したという。

 徐々に明らかになる中居の女性トラブル。なぜ1年以上前のことが突然、降って湧いたように表面化したのだろうか。

「示談した際に、今後この話を一切口外しないよう守秘義務を確認しあったはずです。それにもかかわらず、表沙汰になったということは、中居さんとその女性以外の第三者からのリークがあった可能性が高いです。今後、さらに詳しい内容が明らかになるかもしれません」

 折しもテレビ局は年末年始の特別編成の時期。中居の所属事務所は「本件については、以前に双方の話し合いにより、解決しておりますことをご理解ください」と“解決済み”を強調しているが――

「ダウンタウンの松本さんのケースもそうですが、ジャニー喜多川氏の騒動以来、テレビ局やスポンサーは性被害に敏感です。もし中居の件が性被害に関することだとしたら、たとえ事務所が『示談したから解決している』と言っても『はいそうですか』とはならないと思います」

 中居は12月27日に『ナカイの窓 復活SP』(日テレ系)の放送が予定されている。

「2012年から6年以上続いたバラエティー番組で、中居さんがMCを務め、日替わりのゲストMCとともにトークを繰り広げて人気でした。今回のスペシャルは6年ぶりの放送で、かつてゲストMCと出演した陣内智則さんや山里亮太さん、近藤春菜さんらが出演する予定です」

 その後は、12月30日に年末恒例の『芸能界オールスター草野球2024』(テレ東系)、年が明けて1月7日に『仰天ニュース』の4時間特番(日テレ系)、そして12日には3代目MCに就任した岡田准一が初登場する『だれかtoなかい』(フジテレビ系)が控えている。

「ダウンタウンの松本さんの場合は『文春オンライン』が2023年の年の瀬が迫る26日に性加害疑惑を報じ、事務所も本人も当初、真っ向から否定しましたが、3日後の29日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』は、通常は10社以上のスポンサーがつくはずなのに5社程度のみと“スポンサー離れ”が起きていました」

 松本による女性への性加害が行われたとされる飲み会に女性を“アテンド”した疑惑がもたれたスピードワゴンの小沢一敬も、司会番組の放送が年明け3日に予定されていたが、NHKが前日になって急遽、放送見合わせを発表した。

 中居の事務所は“解決済み”としているが、今回の女性トラブルをテレビ局はどう判断するのか。27日22時スタートの『ナカイの窓』はヒヤヒヤしていることに違いない。