3月24日、れいわ新選組の大石あきこ氏が、自身のXで「万博いらないデモ」の開催を発表。これに対して、批判の声が集まっている。
件の投稿によると、「いらないデモin夢洲」と題して大阪万博開幕日に現地でデモを行うと宣言。主催は「れいわ新選組大石あきこ事務所」で、誰でも参加可能とのこと。
大阪万博については、開催を反対する声があるのも事実。しかし、当日決行のデモに対しては、
《開幕してるのにデモやっても意味なくない?デモやったら万博が消えてなくなるの?》
《万博反対派だけどこれには全く賛同できない。開幕日に「中止!」とはならんやろ》
《海外からのお客さんもいるのに開催日にデモとかさすがに日本の恥すぎる》
と、「当日のデモは全く意味がない」という反対意見が殺到した。
「万博は“2億円トイレ”や“高額グルメ”など開催を目前にしても火種が多く、開催に否定的な意見も少なくありません。しかし、楽しみに来場する方々ももちろんいらっしゃいます。いくら開催に反対だからといえ、既に開催が決定しており今から中止になるはずがないと分かっていながらデモを行うのは《単なる嫌がらせ行為でしかない》という考えの人がほとんどです。そのため、この大石氏の呼びかけには《お願いだからやめてくれ》と否定的なコメントが多数寄せられていました」(フリーライター、以下同)
また、
《デモって警察の許可必要だよね?万博当日にOKでるはずないと思うんだけどちゃんと許可取ってる?》
《セブンイレブン大阪夢洲店横集合って書いてあるけど許可取ってなかったら営業妨害にならない?》
正式な手順を踏んだうえでのデモ決行なのか疑問視する声も。
世論調査では7割が「行きたくない」

「日本では通常、道路を使用してデモを行う場合は事前に警察に許可申請を提出する必要があります。大石氏の投稿を見ると、セブンイレブン大阪夢洲店横を出発地に、港区・南港・北港連絡線沿いをぐるりと1周するデモコースになっています。
万博当日は会場周辺での交通規制やセキュリティ対策が徹底されることが予想されます。その状況を踏まえると、万博開催中の会場周辺でのデモ行進の許可取得は、通常時よりも厳格になるでしょう。そのため、《本当に警察からの許可が下りているのか?》という指摘もありました」
例え許可を取ったとしても、警察が駆り出されてることになれば、当然、無駄な税金がかかってしまう。
産経新聞社とFNNによる合同世論調査によると、大阪・関西万博に「全く行きたくない」と答えた人が44.2%、「あまり行きたくない」と答えた人が23.8%で約7割を占めているという。
いよいよ4月13日に迫った大阪・関西万博の開幕。「平和の祭典」は賛否入り混じる中で、どのような幕開けを迎えるのだろうか。