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自転車の歩道走行に反則金が課せられることに ※写真はイメージです
4月24日、警察庁は自転車の交通違反に“青切符”と呼ばれる反則金を課すことを明らかにした。
「この反則金制度が施行されるのは来年4月からとのこと。これまで、事故などにつながる悪質な運転を除き、自転車の違反に対しては、注意や警告までにとどめられていましたが、“青切符”の導入は初めてのことです。自転車の交通違反が重大な事故につながる事例が増えていることが、この制度を定めた一因だと思われています」(全国紙社会部記者)
どのような行為が反則金の対象なのか
警察庁長官は24日の会見で、
《自転車も自動車と同様に車両であり、基本的な交通ルールを順守する必要があることや、悪質・危険な違反行為については反則金の対象となることを周知し、自転車の安全な運転を促していくことが大変重要》
と話した。具体的な違反行為としては、スマートフォンを使用しながら、自転車を運転する“ながら運転”などが対象になっている。
「各行為に対する反則金も公表されており、“ながら運転”は1万2000円、傘をさしたりやイヤホンを付けながら運転すると5000円、信号無視には6000円が課されます。
警察庁はこれらに対する意見を、4月25日から5月24日まで政府ホームページで募集。警察庁が掲げた違反行為のうち、普段よく見かけるようなものもあると思いますが、制度の施行までに世間に周知していく考えを示しています」(前出・全国紙社会部記者)
ネット上では、この発表に対し、
《さすべえ(自転車に傘を固定するためのもの)で傘さしながらは違反になる?》
《これ何歳から対象なんだろ… 高校生とかも対象なら青切符の連打やん》
など、早くも疑問点が浮かぶ人が。