「だんだん魅力的に感じて、お芝居が楽しいと思うようになりました」
沢口靖子や長澤まさみを輩出した『東宝シンデレラ』に母親が応募し、10歳のときに選ばれた浜辺美波。歯科医を夢見ていたが、受賞を喜ぶ母の姿を見て、女優の道に方向転換した。
NHKの朝ドラ『まれ』をはじめドラマや映画に出演。メディアの露出も増えて、ネットでは“天使でかわいすぎる美少女”と紹介されている。
そんな自身の素顔を、マイペースでインドア派、スポーツが苦手という。
「走ることも球技もダンスも苦手です。水泳は25メートルをターンして、泳いでいると心が折れちゃう。アクション演技? 全力は尽くすけど、カメラでの撮り方を工夫してもらって(撮影技術に)頼らせていただきます」
漫画好きの彼女だが、人気アニメをドラマ化した『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のヒロインに抜擢された。
「ずっとアニメの実写化のヒロインをやりたいと言っていたので、今回、念願が叶ってうれしいです。原作ファンがイメージしているキャラクターは難しいけど、微妙な心の変化を演じられるようにしました。目標は憧れられる女優になることです」