「居酒屋チェーン『鳥貴族』の有価証券報告書が話題になっています。なぜなら、株主の欄にジャニーズタレントの名前があるんですから」(経済誌記者)
その名前とは、そう、関ジャニ∞の大倉忠義のこと。そもそも、有価証券報告書とはいったい何なのかというと、
「金融商品取引法で規定されている、企業内容を記した外部への開示資料です。『鳥貴族』は7月10日に日本の株式市場『JASDAQ』へ新規上場する事になっていて、注目されていたんですよ」(前出・経済誌記者)
大倉の父・忠司氏が同社の社長を務めていることは、大々的に発表されていないものの、ジャニーズファンの間では有名な話だった。
「『鳥貴族』は、280円均一の低価格メニューをウリにサラリーマンや学生などに人気を博しています」(グルメ誌ライター)
表立って公にできないとはいっても、忠司氏は2010年に自らのブログで息子へのこんな愛を語っていた。
「祖父の忠太郎氏から受け継がれている“忠”という字を大切に考え、長男に“忠義”と名づけたと彼の名前の由来を明かしてくれたんです」(大倉のファン)
前述の報告書によると大倉はというと1万株を持っていた。株主の中では10番目に多い数字だ。1万株は時価総額で2600万円分にもなる予定。
「報告書だけを見ても、大倉一族が手にする資産は25億円といったところでしょうか。ジャニーズタレントとしては異例のことかもしれませんね。いずれは、兄弟3人のうちの誰かが後継者になるでしょう。大倉クンが社長のイスに座るなんてこともあるかもしれませんよ」(前出・経済誌記者)