中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡、マリウス葉の5人で2011年9月に結成されたSexy Zone。しかし昨年7月、7枚目のシングル『男 never give up』を中島、菊池、佐藤の3人体制で発売することが決定。この3人以外はメンバーを固定しない流動的なグループになると発表された。
松島とマリウスは“降格”になった訳ではないものの、『2015ワールドカップバレー』の公式ナビゲーターも3人体制で務めることが発表され、5人時代のファンからは嘆きの声が挙がっている。
そんな中、Sexy Zoneファンのあるツイートが波紋を呼んでいる。
《日本バレーボール協会に 「SexyZoneは5人グループです。3人体制はイジメ差別でしかなくファンは傷付いています。ぜひ5人でオファーして下さい」とお願いしたら、「私共としては”SexyZone”であれば5人だろうが3人だろうがどうでも良い」と言われた》
このツイートは700回近くRTされている。またこの人物はその後、以下のようなツイートも。
《日本バレーボール協会曰く 「私共は“SexyZon”にオファーしただけ。グループ内で差別があろうが、1つのシングルを20〜33倍に水増ししようが、シングル特典コンプに13000円以上かかろうが、“戦略”だから良いんじゃないですか」 フェアプレー精神は何処…》
この一連のツイートに、ファンからは《酷いですね》といったリプライが届いている。デビュー当時からのファンにとって、Sexy Zoneの現体制はデリケートな問題。日本バレーボール協会が実際にこのような回答をしているとなれば、ファンから反感を買っても仕方ないだろう。
そこでツイートの内容が事実なのかを日本バレーボール協会に問い合わせした。
「電話対応した職員はツイートされているような表現ではお答えしておりません。日本バレーボール協会としては『Sexy Zone』にお願いをしましたが、人数はリクエストしておりませんし、『Sexy Zone』のメンバー構成やCDなどの販売物について本会はコメントする立場にありません。本会の意図が伝わらなかったことは大変残念に思います」
ちなみにW杯はこれまでジャニーズ事務所の新グループの“お披露目の場”的な役割も担っていたが、今回Sexy Zoneが続投になったこともファンの間で賛否両論に。そこで続投の理由についても聞いた。
「組織委員会として大会を成功させるために、大会を応援していただくアーティストの起用を検討した結果、前回のワールドカップ、その後の大会(直近では、2014ワールドグランプリ・春高バレーなど)を応援していただいた『Sexy Zone』のみなさまに今回初めて大会側からスペシャルナビゲーター就任のお願いをすることとなりました」
ひとまず、日本バレーボール協会の回答は“熱すぎる”ファンによる解釈の違いだったようだ。しかしSexy Zoneの現状にヤキモキしているファンは少なくないだけに、3人体制が続く限り、このようなファンからの嘆きの声は消えることはないだろう。