新曲『越後水原』の発売記念イベントで、歌の舞台になっている新潟県阿賀野市・飄湖を訪れた水森かおりは、湖面を見ながら苦笑い。
「今年1月にPVの撮影で来たときには、白鳥がいっぱいいたんですけど……」
白鳥が飛来することで有名な湖だが、さすがにこの時期では白鳥はシベリアへと旅立ったあとだった。ならば、と白いドレスで自ら“白鳥”となった水森は、まさかのかぶり物姿も披露。
「こういうものは個人的に嫌いではありませんけど、実際にかぶってみると、さすがに恥ずかしいですね(笑い)」
自らの“コスプレ”に、顔を真っ赤にして感想を。“ご当地ソングの女王”の24枚目のシングルは恋に破れた女性が飄湖に舞い降りた白鳥に、自身を重ね合わせるマイナー調の曲。
「今までは明るいタッチで、明日に向かって頑張ろうというような笑顔で歌う歌が多かったのですが、今回は非常に切ない曲なので、笑顔を封印して歌っていきます」
撮影/近藤陽介