SMAPが解散して2か月、またKAT-TUNが活動を休止して10か月が経過した。グループとしての彼らの姿を見ることができなくなって久しいが、思わぬところで“共演”を果たしていた。
「2月25日に、SMAPファンの有志が、彼らを応援し続ける“スマ活”の一環として屋形船を貸し切ってパーティーを開いたんです。
東京湾を周遊するクルーズだったのですが、その途中のお台場で、同じ日に同じく船を貸し切って行われていたKAT-TUNファンによる、デビュー11周年と亀梨和也クンの誕生日を祝うパーティーの船とバッタリ遭遇したんです」(SMAPファンの女性)
解散と活動休止─。ジャニーズの数あるグループのなかでも、特にお互いがその気持ちをわかりあえるであろう2つのグループのファンたちは、この出会いに歓喜。
「横を通りすぎる1隻の船に“あれ、KAT-TUNのじゃない!?”という声が上がりました。窓から見えたうちわで気づいたそうですね。お互いの船から“頑張ってね〜”“頑張ろうね〜”とエール交換をする声が聞こえてきました。ファン同士、お互いに心が通じ合うんでしょうね」
そう話してくれたのは、SMAPファンが貸し切った屋形船を運航する『晴海屋』の女将・安田恵津子さん。実はこの屋形船は、SMAPが'15年にリリースした両A面シングル『華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ』のPVで使用された船。
「船もいろいろな種類があったのですが、PVの撮影で使われた船と同じもので、とおっしゃるので、それに乗っていただき、同じルートで運航しました。
また、時期もかぶっていたので、ちょうどSMAPさんが召し上がったものと同じ料理を提供させていただきました」(前出・安田さん)
総勢80名のSMAPファンが乗船したというこちらの屋形船。その内装もSMAP一色だったそう。
「船内はプロジェクターでずっとライブ映像と曲が流され、またたくさんのSMAPさんに関する装飾をされていました。配色もメンバー5人のカラーを考えたものらしく、一生懸命に飾られているので感心しましたね。
PVで出てきた“ユーモアちゃん”というキャラクターのコスチュームの方もいたんですが、それも全部、手作りでした」(前出・安田さん)
活動休止中のKAT-TUNファンは当然のこと、解散前と同様、いやそれ以上に“スマ活”にいそしむSMAPファン。本当の“共演”という奇跡は、はたして今後あるのだろうか……。