立ち居振る舞いで垣間見えた“美智子さま流”

ご静養のため那須町を訪問された美智子さまは地元女性にお声がけをされた(7月25日)
ご静養のため那須町を訪問された美智子さまは地元女性にお声がけをされた(7月25日)
【写真】金髪の男性に密着されてしまうかなりミニスカートの佳子さま

 “美智子さま流”は、佳子さまの公務での立ち居振る舞いにも垣間見えたことがある。

「'15年に伊勢神宮を参拝された佳子さまは、両手で扇子を真っすぐ水平に持っていらっしゃいました。美智子さまも神社を参拝なさるときには、扇子をお持ちになることが多かったことから、そのお姿が“美智子さまを彷彿とさせる”と話題になったんです」(前出・皇室ジャーナリスト、以下同)

 また、佳子さまがお召しになった帽子には美智子さまの愛情を思わせるエピソードが。

佳子さまが公務の際にかぶられる帽子は、美智子さまの帽子のデザインを長年手がけてきた、帽子デザイナー・平田暁夫さんの長女である石田欧子さんが仕立てたもの。“孫娘を少しでも愛らしく見せたい”との“おばあちゃん心”もあってか、美智子さまは石田さんへ“可愛らしく仕立てていただきたい”とお願いされたことがあったそうです」

 年の離れたおふたりだが、共通点はほかにも─。

「ご自身やご家族に関する報道に対して、しっかりと目を向けられる姿勢は共通点といえるでしょう。佳子さまは国際基督教大学を卒業された際に公表した文書で、眞子さんの結婚に関する報道を受け、《メディア等の情報を受け止める際に、情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切だと思っています》などと綴られました。

 美智子さまも、ご自身へのいわれのないバッシング報道が相次いだ'93年に公表した誕生日文書で《事実でない報道には、大きな悲しみと戸惑いを覚えます》と綴られました。挙措すべてが注目され、時にはマイナスにも捉えられてしまう難しいお立場だからこそ、共感できることが多々おありなのでしょう」