どんな形であれ、とにかく話題になる言動をとるように指示しているのかもしれませんが、これってすごく無責任なことですよ。
たとえば今回の私のツイッターの件ひとつ見ても、食いつき方もおかしいですし、損をしてしまうのは彼女の方。私からしてみると、いくら噛み付かれようがタレントは話題になってナンボですから、有難いくらいですよ。でも彼女は議員さんでしょ。私たちタレントとは立場が違うわけ。
タレントさんと違って、議員さんがあからさまな炎上商法をすれば、政治家としての信用を失ってしまいます。次の選挙で出馬しても、議員を続けることが難しくなってしまうんじゃないかな。
かといってタレント業に方向転換するにしても、求めている人がどれだけいるのかっていう。だから、その裏にいる方がアドバイスし、“過激な上西議員像”というものをプロデュースすることによって、たとえ世間で騒がれたとしても、どのみち彼女のためにはならないわけ。
彼女自身、もはや洗脳に近い形で、今の“過激な上西議員像”が成功していると思っているんだとしたら、それは間違い。彼女の政治生命が危ぶまれ、先がなくなるだけですから。いい加減そのことに気がついて欲しいよね。
彼女は決して悪い人ではないと思う。だけど、議員としての役割も果たしていないし、タレントとしての需要もないとなれば、早めに違う道を考えた方がいいと思いますよ。現状、ただ痛々しいだけの人になってしまっていますから。
上西議員サイドの方々は、上西議員の煽りに、私がカッとなって応戦すると思いましたか? とんでもない、逆に彼女のことを心配してしまいますよ。
<構成・文/岸沙織>