大山のぶ代の夫、砂川啓介さんが80歳で亡くなったのは7月11日のこと。早くも2か月がたち、四十九日の法要もすでに行われたという。
大山はどんな様子だったのか。砂川さんの親友で7月の葬儀に参列していた毒蝮三太夫に聞くと、
「終わってから啓介のマネージャーに電話で報告してもらったくらいで、四十九日には参列していないんだよ」
親族だけでひっそりと終わらせたようだが、まだ気がかりは残っている。
子どももなく天涯孤独に……
ふたりは'64年に結婚して以来、おしどり夫婦として名を馳せていたが、残念ながら子宝には恵まれなかった。
「最初の子どもは死産で、次の子は未熟児で生まれたうえに、ほどなくして亡くなってしまったのです。ふたりとも大の子ども好きだったので、本当にショックだったと思います」(芸能プロ関係者)
大山は兄弟や親族がいないため、唯一の身内である砂川さんを亡くした後は、天涯孤独の身となってしまった。さらに、'09年ごろから認知症を患い、昨年からは介護施設に入っている。
「砂川さんは認知症を患った妻を献身的に介護していました。“俺が先に死ぬわけにはいかないんだ”と、周囲にも話していたんですが、力尽きてしまったんですね」(スポーツ紙記者)