「このプログラムは7月末から約3週間の日程で、学習院女子高等科の2年生と3年生を合わせて約40名が例年、参加しています。

 イートン・カレッジの専任教員や同校の卒業生から英語の授業を受けたり、英国内の都市観光や多岐にわたるアクティビティーも行われます」(学習院ОG)

 現地では学習院生向けの英語教育プログラムが実施されるほか、自由時間ではそれぞれグループに分かれて行動する時間もあるそう。

「ロンドンやオックスフォード、ストーンヘンジなどの街を訪れて博物館やミュージカル鑑賞、スポーツ体験やバーベキューなども行われます。

 自由時間では生徒同士でグループを作って街でショッピングや観光スポットを巡ることで、イギリスの歴史や文化への理解を深める生徒が多いです」(同・学習院OG)

 ご家族不在での海外生活を送ることになれば、初経験の連続となる愛子さま

オクスフォード大学の学生寮の自室で、おくつろぎの皇太子さま('85年9月)
オクスフォード大学の学生寮の自室で、おくつろぎの皇太子さま('85年9月)
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「海外では、ひとりで考えて行動しなければならないことがあります。今までとは違い、ご両親と離れて暮らすことで、愛子さまに内親王としての“自覚”が芽生えるきっかけになると思いますよ。

 皇太子さまは、イギリス留学中に洗濯機に入れる洗剤の量を間違えて部屋を泡だらけにされたという有名なエピソードがあります。お買い物でもクレジットカードを使うことになるなど、愛子さまにとって初めての経験ばかりになるので、学ばれることも多いでしょうね」(渡邉さん)

 約3週間の海外生活。英語漬けの日々になることで、英語力に磨きがかかることはもちろんのこと、海外ならではの文化や「国際感覚」を身につけることも愛子さまの将来にプラスになるという。

「今までも、愛子さまは英語の授業やセミナーに参加されていて英語がお得意だと聞いているので、語学力がさらに上がることが期待されます。

 将来的には海外訪問などの国際的な公務も担われるでしょうから、来夏に海外へ短期留学されることはとてもいい経験になると思いますよ」(渡邉さん)

 将来を見据えた貴重な「留学経験」で愛子さまは大いに成長されることだろう─。