実は自他ともに認める“負けず嫌い”
そんな木村自身はというと、からっとした笑顔がチャーミング。
「昔、チーフマネージャーさんに“コロコロカラカラよく笑うね”と言われて。それがプラスになることが多いから、現場では笑うようにしようと心がけています(笑)」
一方でキュートな見た目とは裏腹に、実は自他ともに認める“負けず嫌い”だという。
「毎日、順風満帆で満足に仕事ができていたら、私はそこ止まりの人間になってしまうので」
と、気持ちがいいくらいにサバサバと答えていく。それは普段の人付き合いでも同じだそう。
「ある程度仲よくなると、その人に対して絶対的に好きなところと大嫌いなところが出てくるんです。その嫌いなところに対してたまにツッコむんです。でも、それは嫌いだから言ってるんじゃなくて、周りから見て圧倒的によくないと思うことに対して言ってるだけだから、お互いのためにもいいのかなって」
誰かが言わなきゃ気づかないことってありますもんね。
「そう、私がまさにそうだったんです。絶対に指摘する人間って必要だと思うんですが、なかなか言ってくれる人っていないもの。でも私は、ちゃんとこの人に責任もとうって思える人に対してだけで、誰に対してもやみくもに言うわけではありませんよ(笑)」
ショートヘアが新鮮!
髪を切ってイメチェンした木村。
「次のドラマのためにバッサリ髪を切りました! こんなに短いのは人生で初めてで、現場で気づかれないこともあります(笑)。切ってからはすごくラクになりましたね。長いときは髪を3回も洗っていたので、お風呂の時間が10分も短くなりました」
『火花』では金髪姿を披露している。
「金髪にするのは最初で最後ですね、きっと。今回の映画で金髪になって思ったんですけど、金髪に対する世間の目が結構厳しくて。例えば、ちょっといいデパートに行ったりすると一瞬“ん?”って目で見られたり。人は本当に外見で判断するものなんだなと身をもって実感しました(笑)」