「みんなは言えないみたいだけど、僕は大丈夫だから」
11月19日、場外馬券売り場『ウインズ名古屋』でそう話したのは、現在はオートレーサーとして活躍する、元SMAPメンバーの森且行。
「この日は、ウインズで森クンのトークショーと競馬のレースの予想会が開催されたんです。森クンは以前からオートレースだけでなく競馬や競輪のイベントにも積極的に参加しているんです」(オートレース愛好家)
森はイベントの2日前に、めでたく通算600勝を達成。会場は普段は男性客がメインだが、この日は“星”を身につけた女性が多数訪れ、笑いや歓声に包まれた。
「トークショーではファンからの質問コーナーがあったのですが、司会がなんでも聞いて大丈夫か尋ねると、“なんでも大丈夫ですよ”と、いつも以上にいろいろな話をしてくれました」(参加したファン)
森は、昨年12月31日にメンバーと森だけで開かれた焼き肉会や、先日の『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)の裏話まで披露。
「『ホンネテレビ』で、3人がレース場まで会いに来たことについては、“僕の仕事場に来てくれてうれしかったですね! 姿が見えて焦ってしまった”って。焼き肉会ではカラオケで『$10』を歌ったことまで話してくれました」(同・参加したファン)
『$10』は'93年に発売されたSMAPの10枚目のシングルで、シンガー・ソングライターの林田健司の作品をSMAPがカバーした。森はリリース以前より、ひんぱんにコンサートのソロでこの曲を歌っており、そこからカバーシングルの発売に至った。
「これまで森クンはオートレーサーとして、何度もトークショーを開催してきましたが、SMAPのことが語られたことはなく、これが初めて。何よりうれしかったのが、最近ウイスキーをよく飲んでいる理由について、“慎吾ちゃんがハマっていると聞いたので”と話したり、メンバーの名前を森クンが呼んでくれたことです」(同・参加したファン)
解散騒動時も、何も語らずヘルメットに5色の星のマークを入れるなど“無言のエール”を送っていた森。共演者を忖度して選ぶといった地上波テレビ局のような制約を受けづらいネットテレビへの出演をきっかけに、状況は確実に変わってきている。
「この日も星柄のジャケットの森クンは、3人のことを話すのがすごくうれしそうでした」(同・参加したファン)
SMAP結成時の“6人”はまだ“4人”でしか集まれない。全員そろい、6人で話ができる日は来るのだろうか。