国際感覚豊かなお姉さま方の話を聞いて、悠仁さまも“渋渋”のインターナショナルな魅力に惹かれているのかもしれない。
「留学経験のある眞子さまや佳子さまと仲がいい悠仁さまなので、お姉さま方から海外についてのお話をお聞きになっていると思います。
未来の天皇陛下である悠仁さまは、ゆくゆくは国際親善のお仕事をなさるので、国際化を進める学校に進学されることは“帝王教育”の一環としても、とても意義のあることだと思いますよ」
そう話すのは、皇室を長年取材するジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどりさん。
“渋渋”の保護者からあがった「不安の声」
しかし、この文化祭の一件で、在校生の保護者からは“不安の声”が上がりはじめているというのだ。
「11月12日に全体保護者会があった際、とある保護者の方が“悠仁さまが『飛龍祭』にいらっしゃったそうですが、どういうことなのでしょうか”と質問したんです。
校長先生は“確かに悠仁さまはいらっしゃいましたが、このようなことは初めてだったもので……”と、なんとも歯切れの悪い回答でした。
保護者会の前日だった11日の土曜日には、午後まで教室に残っていた生徒が“これから皇室関係の方が来るから早く帰りなさい”と先生から注意されたそうなのです。
保護者の間では、“もし悠仁さまが入学されたら、自由な校風の渋渋ではなくなってしまうのかも……”と心配の声が上がっています」(在校生の保護者)
また、仮に悠仁さまが入学されることになれば、越えなければならない“保護者の壁”があるというのは、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん。
「悠仁親王殿下が入学されるとなれば、文化祭や運動会などの学校行事の際に保護者に対して写真撮影の規制がかかる可能性があるでしょう。
警備上の協力要請も出るはずですから、生徒側も困惑するでしょうし、そういった環境の変化は保護者にとっては心配でしょう。悠仁親王殿下を特別扱いしないようにするのは大事です。しかし、特別なお立場の方であることには違いないので、対応は難しいでしょうね」