「これといって功績を残しているわけではないのに、こういった賞をいただきまして、賞に恥じぬようひとりのエンターテイナーとして前進し続けていきたい」
ライフスタイル誌『GQ JAPAN』が各分野で著しい活躍を見せた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」で、そう喜びを語った元SMAPの稲垣吾郎(43)。この9月、一緒にジャニーズ事務所を退いた草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)とともに「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー」賞のトロフィーを持ち、タキシード姿で「未来」を語った。
冒頭のように謙遜した稲垣だが、3人は独立直後にファンサイト「新しい地図」を立ち上げ、SNSでの発信を始めると、10月にはまず香取が表参道で開かれたアート展に自らの作品を出展。
11月には72時間連続でインターネットテレビに出演し、来春には映画『クソ野郎と美しき世界』が公開予定と、常に注目を集め続けてきた。
「人生というのはもちろん転ぶことがあるんですけど、もしかしたら転んでも、いいものをもらえる時もあるんだなと」
3人でのスタートに不安があったことを独特の表現で明かした草なぎも、
「これを機に新しいものを生み出す気持ちで、前に進んでいきたいと思います」
と力強く決意表明。
香取も手ごたえを隠せない様子で、
「新しい挑戦を、新しい人生を、新しい真っ白な地図に描き始めたばかりですけど、こんな素晴らしい賞をいただけてありがたく思います」
さらに感激した面持ちで、
「自分はゼロからのスタートだと思っていたんですけど、SNSで世界とつながってみてゼロじゃなかったのだと――ありがとう世界!」
2018年も3人は「新しい地図」を次々と塗り替え、さらに大きく広げ、2年連続の受賞ということもありうる!?