芸能人もアスリート並みの体力と気力が勝負――。
広瀬すずが3年ぶりに主演するドラマ『anone(アノネ)』(日本テレビ系)。10代最後となるドラマでは身寄りがなくネットカフェで暮らす19歳の少女を演じているが、プライベートでは昨夏からマイブームになっているキックボクシングに夢中のようだ。
「広瀬さんは昨年7月に事務所の先輩の勝地涼クンに連れられて、『B』でキックボクシングを体験してから、すっかりハマってしまったようで、今も週3~4日は通っているそうです。本人も“ほぼ部活”と言っていますが、かなり上達したようです」(スポーツ紙記者)
Bジムは都内の最寄り駅から徒歩3分という好立地とあって、広瀬の他にもSHIHOや小栗旬なども通っているという。
「Bの近くには、プロ野球選手やプロゴルファーなど多くのアスリートが通うジム『V』がありますが、こちらにはDAIGOさんや榮倉奈々さんなどが通っています」(芸能関係者)
有名人の通うジムはその多くがパーソナルトレーナーが付いてのマンツーマントレーニングが行われ、料金もさまざまだが中には、入会金だけで150万円という高額なジムもある。
「安倍総理や財界人、ジャニーズのタレントたちが通っているのが、高級ホテルの中にある会員制の『N』です。ここは入会するための審査も厳しいようです」(芸能関係者)
また女性芸能人の間でブームになっているのが、あのカリスマトレーナー・AYAのクロスフィットジムだ。
「土屋太鳳や中村アン、森星などモデルに人気です。広瀬もキックボクシングに行く前は通っていました。黒木メイサもずっと通っていて、昨年9月に発売した写真集『INCARNATION』の撮影前には集中トレーニングを受けたそうです」(ファッション誌編集者)
昨年AbemaTVオリジナルドラマとして復活した『特命係長 只野仁』に主演する高橋克典は、50代を迎えそれまで通っていたジムから新しいジム「J」へ移ったという。
「『J』は腸内環境を整えるための食事指導とトレーニングを行うという独特のメソッドで、こちらも有名アスリートに人気のジムです。高橋はこのジムでトレーニングしているおかげで、60代までアクションができそう、なんて言っていました」(スポーツ紙記者)
1月期ドラマでアクションシーンが話題になっているといえば、木村拓哉主演の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)。2月1日放送の第3話では高さ50メートル超の橋の上で、決死のアクションシーンを披露するという。
「キムタクは昨年発売の『FRIDAY』に直撃取材されましたが、その時着ていたパーカーがネットで話題になりました。
胸のところにブランド名がプリントされていましたが、実はこれ『C』というブラジリアン柔術の道場が販売していたグッズだそうです。キムタクがアクションシーンのためにここへ通っていたかは分かりませんが、スタイリストに薦められたみたいですね」(テレビ誌ライター)
そんな「BG」の現場でキムタクは、座長らしい気配りを見せている。
《早朝から深夜までBGの撮影でした。キンキンに冷えた空気の中で薄いワンピース一枚。
くーっ、お仕事はいつだって私に新しい試練をくれる。が、ご褒美もくれる。
きょうは座長から、スタッフ、キャスト全員にBGジャンパーの差し入れがなんということ。喜びの舞を踊るワタクシなのでした。》(石田ゆり子のインスタグラムより)
石田は背中に白く大きな「BG」のロゴが入った黒いジャンパーを着て“喜びの舞”を披露していた。
最強寒波が襲来している中でも、芸能人たちはトレーニングに余念がない。
<取材・文/小窪誠子>