有働由美子アナ

 『あさイチ』(NHK)は連日、同時間帯のトップとなる視聴率10%前後を記録する人気情報番組。そんな番組を8年間にわたって支えてきたV6・井ノ原快彦有働由美子アナが、3月いっぱいをもって降板するという。

《新年度の番組キャスターについては検討中です。決まり次第お知らせします》

 NHKからのFaxが『週刊女性』に届いたのは先週金曜の夜のことだ。なぜ、有働アナに続き、井ノ原までもが“卒業”することになったのか。

 井ノ原にはアイドルとしての仕事もあり、過酷なスケジュールを強いられていた。

井ノ原さんの仕事に合わせ、V6のコンサートは週末が主でした。たまに平日にスケジュールが組まれると、井ノ原さんは放送を終えてから地方へ行くんです。連日のライブともなれば、コンサートを終えたら東京へ戻って翌朝の放送をこなし、再び地方へ向かうということもありました」(レコード会社関係者)

 連続ドラマの仕事があるときはもっと大変だ。

「深夜まで撮影が及べば、睡眠時間を削るしかありません。'06年から続く『警視庁捜査一課9係』シリーズ(テレビ朝日系)は比較的早く撮影が終わる現場と聞きますが、早朝から働いているので、心身ともに疲労したと思いますよ」(芸能レポーター)

 有働アナとの絆に加え、家族との時間という理由もあるのだから、井ノ原の意思は固い。2人とも番組を支えてきた功労者であり、NHKも彼らの意思を尊重するしかなかった。有働アナの後任は局内から選ばれるというが、問題は井ノ原に代わる人材だ。