卵料理は数あれど、定番として人気なのは“目玉焼き”。フライパンに卵を割り入れて焼くというシンプルな調理法ながら、黄身の火の入れ具合にこだわったり、油を多めにしてカリカリに焼いたりと、その食べ方は人それぞれ。
ちなみに片面焼きは英語で「サニーサイドアップ」、両面焼きは「ターンオーバー」と呼び、焼き方による分類もちゃんとある。世界的にも、目玉焼きにこだわりがあり、好きでたまらないという人は多いだろう。
そして日本では、目玉焼きと言えば必ず議論になるのが「何をかけて食べるのか?」ということ。塩やしょうゆにソースと、調味料はたくさんあるが、いったい何派が多いのだろうか。そこで、北は北海道から南は沖縄まで、全国20~80代の男女計200名に、好みを聞いてみた。さっそく、結果をチェックしていこう。
第5位(5.5%)にランクインしたのは、「塩のみ」という答え。卵本来の味わいを楽しむためか、シンプルな味つけを好む人が、少なくなかった。
そして第4位(9.5%)は「ソース」。ウスターソースなどをかけるようだが、ハムエッグやベーコンエッグなど、肉類が加わった場合はソースと相性が良さそうだ。
第3位(13.5%)に滑り込んだのは「塩とコショウ」。ごはんにもパンにも合い、シンプルながらもスパイシー。塩とコショウが一緒になった製品もあって手軽なところが支持を得た理由だろうか。
定番のしょうゆは何位に!?
そして第2位(20%)は、なんと「何もかけない」という回答だった。究極にシンプルな食べ方で、まさに卵好きによる卵好きのためのメニューだろう。「素材の味をそのまま楽しみたい」という層は、意外に多いらしい。
最後に、第1位(38.5%)に輝いたのは、圧倒的な人気の「しょうゆ」だ。日本における万能調味料で、外国人が日本の空港に降り立つと「ソイソースの匂いがするよ!」と言われるほど。これは納得の結果かもしれない。
以上、目玉焼きにかける人気の調味料ベスト5だが、他にも「ケチャップ」「マヨネーズ」「タバスコ」、少数派では「めんつゆ」「粉チーズ」といった答えもあった。これだけさまざまな調味料を合わせられるのだから、目玉焼きというのは、実はかなり懐の深いメニューだ。
なお、目玉焼きを食べるときに、黄身をつぶすタイミングも人それぞれ。そこで「どのタイミングで?」と追加で尋ねたところ、「最初につぶす」が26%、「途中で潰す」が33%、「最後まで残す」が41%という結果になった。
最後まで残すという人が多いのは、白身と黄身、それぞれを味わいたいということだろうか。みなさんも、たまにはいつもと違う食べ方で、目玉焼きの新たな扉を開いてみてはいかがだろうか?
アンケートサイト「ボイスノート」調べ(http://www.voicenote.jp/)