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ー 《陽気な囚人服》

 いよいよ4月13日の開幕が間近に迫った関西・大阪万博。工期の遅れやアンバサダーを務めていたダウンタウンの降板などグダグダ感は否めないが、4月4日からは直前リハーサルもスタート。3日間で9万人の来場者を見込んでいるという。

「リハーサルは“テストラン”と呼ばれ、開催に向け運営の改善点などを確認するのが目的。しかし、4日のテストラン初日時点で、各国が自前で手掛けるパビリオン全42館のうち、オープンしたのはわずかに8館。期間中には19館が試験的にオープンする予定とされています。かねてより、“開幕に間に合わないのでは”と指摘されてきましたが、いよいよ現実味を帯びてきたのかなと」(全国紙記者)

 そうした状況を見てか、開催に反対する声も根強く、れいわ新撰組の大石あきこ衆議院議員は開幕日に「万博いらないデモ」を実施すると宣言。デモの集合場所を『セブン-イレブン大阪夢洲店横』に設定したものの、勝手に“名前を出された”セブン-イレブン側は、何の連絡もなく戸惑いを隠せないでいる。

《陽気な囚人服》

 巻き込まれた形となったセブン-イレブンだが、万博会場内には“未来型店舗”として「セブン-イレブン西ゲート店」と「セブン-イレブンウォータープラザ店」の2店舗をオープン予定。

「踏んだ振動で電気に変換する『発電床』、水素エネルギーから発電した電力を使用した『セブンカフェ スムージー』のマシン、アバターロボット『newme(ニューミー)』を活用した遠隔接客など、『環境』『商品』『買い物体験』の3つの視点から挑戦的な取り組みをしていくとされています。

 また、万博会場内の店舗限定商品を取りそろえ、限定デザインのパッケージも採用。さらに、店員が着用する制服も、ファッションデザイナー中田優也氏によるデザイン、アートディレクター佐藤可士和氏監修の限定仕様に。中田氏は万博の日本政府館アテンダントのユニフォームも手掛けていて、セブン-イレブンの力の入れようが伝わってきます」(フリージャーナリスト)

関西・大阪万博会場内にオープンする、セブン-イレブン店舗の限定ユニフォーム ※画像は編集部で一部加工(公式Xより)
関西・大阪万博会場内にオープンする、セブン-イレブン店舗の限定ユニフォーム ※画像は編集部で一部加工(公式Xより)

 ところが、その限定ユニフォームはネット上で、

《どうしてこう、ダサいんだろうか?》
《一瞬囚人服かと》
《陽気な囚人服》
《工事現場の制服にしか見えん》
《ウォーリーを探せ?》

 などと、“酷評”の憂き目にあっている。

「“セブン-イレブンらしさ”を表現したとのことで、店舗の看板にも使用されている『オレンジ・レッド・グリーン』の3本の太い横線がそのまま使用されています。このボーダー柄が囚人服をイメージすると言われてしまったのかなと。また、Tシャツの上にベストのような上着を羽織る形態のようですが、これも工事現場で使用されるような蛍光色のベストを連想させたのでしょう。通常のセブン-イレブン店舗では緑を基調としたシャツタイプの制服が使われていますから、大胆な変化に戸惑ったとしても無理はありません」(ファッション誌編集者)

 スタッフから“制服いらない”と反対されないといいが……。