ネットから“落とせばいい”
「4月に嵐ら所属グループのコンサートシーンを1冊にまとめたオールスター写真集をジャニーズショップ限定で発売するように、そもそも写真はジャニーズにとって大きな収入源になっているのです。
販売されている1枚160円(税込み)の生写真を、ファンは数枚から数十枚まとめて買っていくわけで、全面解禁を認めると生写真を買わなくてもネットから“落とせばいいか”となってしまう恐れがあるんですね」(芸能プロ関係者)
そうでなくとも“海賊版”写真があふれている現状がある。いまだにオンラインでダウンロード購入できないのも、そんな“流出”を懸念してのことなのだろう。
現在、春休み期間中ということもあり、遠方からも多くのファンが訪れるジャニーズショップ原宿店は、入店制限がかけられるほどの繁盛ぶり。
「担当するタレントの新写真が発売されるたびに、ジャニショに来る熱心なファンも多いですよ。“ネットで買いたい”とか“時代遅れ”って声も聞くけども、やっぱりココに来るとワクワクします。変わらないところは変わらなくてもいいんじゃないかな」(20代女性)
一方で昨年9月にジャニーズを独立後、『新しい地図』を立ち上げた元SMAPの香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛。SNSツールやネットコンテンツ駆使して活動の場を広げる彼らだが、現在、帝国ホテルプラザに出演映画のコラボショップを限定オープンさせている。
かつて10年間、『SMAP SHOP』でファンの足を運ばせてきた彼ら。何かとくらべられがちではあるが、“ワクワクする”場所を提供するエンターテイメントの原点は双方同じなのかもしれない。